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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■    のりこえねっと通信 0362号 2025年9月10日発行
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 賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま

 李一河(イ・イルハ)監督が2011年から辛淑玉氏とその家族を追ったドキュメンタリー「ホルモン」が、8月末韓国で開催された第22回EBS国際ドキュメンタリー映画祭において、競争部門大賞と視聴者・観客賞に選ばれました。まずはお知らせです。劇場公開が待たれます。

 週刊新潮のヘイトコラムに抗議して、昨日9日夕、BLAR(ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会)主催、新潮社社屋前で2回目のスタンディングアピールが行われ、参加しました。30名以上の参加者が抗議のプラカードを胸に静かに抗議のアピールをしました。
「もうここに来たくないです、新潮社さん早く何らかのアクションを!」との主催者の言葉。もし3回目スタンディングということになりましたら、のりこえもSNSでお知らせします。皆さまもぜひご参加を。

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<今号の目次>
  1. のりこえねっとTube
  2. 反レイシズム市民講座
  3. 反レイシズム 集会・イベント情報
  4. ヘイト街宣・デモ情報
  5. 新聞・雑誌・Web記事情報
  6. 編集後記

1.のりこえねっとTube

「蕨ノーヘイトスタンディング/ 横網町公園朝鮮人犠牲者追悼式典/新潮社前抗議」:谷藤 律子/チャム花蓮 
参考リンク
川口蕨ノーヘイトスタンディング
新潮社事件簿 No.1:「創氏改名2.0」事件/音読:作家、編集者、文化人の抗議文
ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会(Facebook)

2.反レイシズム市民講座

 差別は社会を壊す。ヘイトは人を傷つけ、民主主義を壊す。ヘイト・スピーチを刑事規制するのは、人間が人間であるための必須条件。人として認められる権利と人間の尊厳を尊重し、ふつうの社会を作るための最低条件を説くヘイト問題基礎講座です。
https://norikoenet.jp/lecture_antiracism/basic/

 前田朗さんの20分でわかるヘイトスピーチ:反レイシズム市民講座は、「H ヘイト・スピーチの憲法論」全15回を配信しております。
 現在、H-1~6まで配信中です。タイトルをクリックして、どうぞご覧ください。

H「ヘイト・スピーチの憲法論」 全15回

  1. 日本国憲法の基本精神(人間の尊厳)
  2. 人として認められる権利
  3. 民主主義とは何か
  4. 自由、権利、責任(憲法第12条)
  5. 個人の尊重と人格権(憲法第13条)
  6. 法の下の平等と差別の禁止(憲法第14条)
    (ここまで配信中)
  7. 差別されない権利
  8. 表現の自由(歴史の教訓)
  9. 表現の自由(思想の自由市場)
  10. 表現の自由(表現行為と表現内容)
  11. 表現行為による被害
  12. 表現の自由と責任(まとめ)
  13. 集会結社の自由
  14. 平穏な集会の権利
  15. 結社の自由と規制

3.反レイシズム 集会・イベント情報

1)ドキュメンタリー「よみがえる声」

戦後80年を迎える今こそ、耳を傾けたい声がある
90歳を迎える映画作家・朴壽南と娘の朴麻衣が共同監督。歴史に埋もれる声なき者たちの物語を刻銘に記録したドキュメンタリー

映画評:https://x.gd/Fqwc5
案内→https://x.gd/ts47p

148分 ドキュメンタリー
日時:9月10日(水)~19日
原題:Voices of the Silenced
監督:朴壽南 / 朴麻衣
製作国:日本・韓国合作
配給:「よみがえる声」上映委員会
公式サイト:https://x.gd/79yIX
予告編:https://x.gd/csVBg

2)前田朗・反差別連続講座第3回「民族教育権と将来の世代の人権」

日時:9月11日(木)18:15~20:30(開場 18:00)
場所:浦和コミュニティセンター第13集会室(浦和駅東口 浦和パルコ上10階)
資料代:800円(学生・障がい者 500円)
主催:外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク埼玉
協賛:ヘイトスピーチ禁止条例を求める埼玉の会、子どもの人権埼玉ネット、朝鮮・韓国の女性と連帯する埼玉の会
問合せ・申込:080-1245-3553(斎藤)

3)成道寺本堂での慰霊祭と追悼碑焼香

関東大震災朝鮮人犠牲者(藤岡事件)102年市民慰霊祭

日時:9月13日(土)13:00~14:30(受付 12:30~)
場所:成道寺(じょうどうじ)本堂
   〒375-0024 群馬県藤岡市藤岡396
   アクセス→https://x.gd/2OAiC
   地図→https://x.gd/mbsDx
参加費:1,000円
主催:藤岡事件を学び伝える会
後援: 日朝協会群馬県支部/日朝友好連帯群馬県民会議

4)講演会「朝鮮植民地支配と藤岡での朝鮮人虐殺事件」

日時:9月13日(土)14:40~17:00
場所:地域づくりセンター藤岡(元藤岡公民館)
   〒375-0024 群馬県藤岡市藤岡1639-5
   JR八高線「群馬藤岡駅」徒歩13分(成道寺から徒歩8分)
   地図→https://x.gd/NYRdp
講演:「朝鮮植民地支配と藤岡での朝鮮人虐殺事件」
講師:日朝協会会長 関原正裕さん
資料代:200円

5)《要申込み》高麗博物館企画展講演会(会場&オンライン)「趙文相(チョウ・ムンサン)と李鶴来(イ・ハンネ) 不条理と差別の現在」

案内→https://x.gd/ga24U
チラシ→https://x.gd/NQ4dc

日時:9月20日(土)14:00~16:00
形式:会場(高麗博物館)&オンライン
講師:鎌倉英也さん(NHKエクゼクティブ・ディレクター)
 NHKスペシャル『チョウムンサンの遺書-シンガポール・BC級戦犯裁判』(1991年)ディレクター。
 以降、現在まで韓国・朝鮮人BC級戦犯問題を取材。
 著書に『隠された「戦争」-「ノモンハン事件」の裏側』(2020年創論社)、『アレクシエーヴィチとの対話』(2021年岩波書店)ほか。
参加費:1,000円(会場参加・オンライン共)
申込み:会場参加→https://x.gd/ycOvj
    オンライン参加(Peatix)→https://x.gd/IJBFb

6)「負の歴史、加害の歴史」と排外主義を考えよう」 講演+意見交換

講演:前田朗さん(東京造形大名誉教授) 講演+意見交換
日時:9月26日(金)18:00~19:30
場所:群馬県教育会館 3階中会議室
   前橋市大手町3-1-10  TEL 027-322-5071  
   (教育会館の駐車場は利用できません。近隣のⓅをご利用下さい)
参加費:500円
主催:戦後80年を問う群馬市民行動委員会(略称:アクション80)
事務局:前橋市大手町3-1-10群馬県教育会館内
mail:gunma.action80@gmail.com

7)軍隊のない国家で非暴力・非武装の平和主義を考える

無防備地域宣言で憲法9条のまちを!

武力は平和を作れない!
武力は平和を守れない!
武力は国民を守れない!
殺すことも殺されることもない
チェンジを!

講演:前田朗さん
日時:9月27日(土)受付 13:00/13:30~15:30
会場:日本キリスト教団高崎教会
   群馬県高崎市東町134-7、JR高崎線高崎駅東口徒歩7分
参加費:500円
主催:公益財団法人日本キリスト教婦人矯風会
連絡先:090-7428-8055

4.ヘイト街宣・デモ情報

1)日本第一党 福岡街宣

日時・場所:9月13日(土)
一部 11:00〜12:00 福岡東区役所付近
          福岡県福岡市東区箱崎2丁目54−1
二部 13:00〜14:00 福岡モスク (マスジド アンヌールイスラム文化センター)
          福岡県福岡市東区箱崎3丁目2−18

2)くにもり 街宣

(その1)日時:9/13(土)16:30~18:30 
     場所:松本駅お城口駅前広場
(その2)日時:9/14(日)15:30~17:30 
     場所:JR大阪駅北口
(その3)日時:9/20(土)13:00~15:00 
     場所:尾道駅前時計塔前の歩道

3)日の丸街宣俱楽部デモ

日時:9月23日(火)時間不明
場所:川崎市内 詳細不明

4)アフリカ移民反対デモin木更津

日時:9月26日(金)17:00~18:00
場所:木更津市役所 駅前庁舎前
主催:千葉を守ろうDAN

5)移民反対デモ

日時:9月27日(土)時間不明
場所:大阪 詳細不明
主催:護虎会

※「日本人ファースト」を謳い、排外主義を扇動する参政党の街宣はこちらで確認できます。
https://info.sanseito.jp/entry/2025/08s

★街宣などを見かけたら
 #ヘイトパトロール
 #ヘイト行動情報
 のタグをつけて時間・場所をツイッターで流してください。偶然ヘイト被害にあってしまう人を減らせます。以下の情報があるとわかりやすいです。
  • 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
  • 人数がわかる全景写真
  • 団体がわかる幟や段幕の写真
  • 弁士の顔写真

5.新聞・雑誌記事・Webより

1)クルド人へのヘイトスピーチ「深刻な懸念」 埼玉県弁護士会、声明を発表

東京新聞 9月2日

 埼玉県弁護士会は、県内に住むクルド人へのヘイトスピーチが横行していることに抗議し、根絶を求める宗像(むなかた)英明会長の声明を発表した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/432705

2)カサンドラ症候群」に発達障害差別の声 当事者と家族の苦悩とは

毎日新聞 9月2日

 自閉スペクトラム症(ASD)のパートナーとの関係に悩む人が、心身に不調をきたすことを意味する「カサンドラ症候群」。これに対し近年、発達障害者への差別的用語だ、と指摘する声が上がっている。
https://mainichi.jp/articles/20250902/k00/00m/040/233000c

3)歴史が教える「差別は人を殺す」 日本人優先が叫ばれる社会の危うさ

朝日新聞 9月3日

 今夏の参院選では外国人政策が争点として浮上し、「日本人ファースト」を掲げた参政党が躍進した。日本人優先が声高に叫ばれるとき、差別と排外主義へ向かう危険はないのか。
https://www.asahi.com/sp/articles/AST801D9PT80UPQJ006M.html

4)ネット投稿14件をヘイト認定、川崎市審査会 市が運営者に削除要請へ

神奈川新聞 9月4日

 有識者でつくる川崎市差別防止対策等審査会は2日、在日コリアン市民を攻撃するインターネット上の差別書き込み14件をヘイトスピーチと認定した。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1204088.html

5)<社説>週刊新潮コラム 出版社が差別を煽るな

東京新聞 9月4日

 「週刊新潮」のコラムが出自を巡る差別を煽(あお)ると非難され、連載終了となった。発行元の新潮社では2018年、月刊誌「新潮45」が性的少数者を貶(おとし)める寄稿を載せ事実上の廃刊になった。その教訓を忘れたかのような失態だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/433305

6)注目集めるための「戦略」か アジア人差別広告、求めるべき説明は

毎日新聞 9月4日

 現代社会を鋭く洞察する芥川賞作家、中村文則さんのコラム「書斎のつぶやき」。今回は「アジア人差別」との指摘があり、撤回された企業の広告を例に、「注目を集めるための手法」について分析します。
https://mainichi.jp/articles/20250904/k00/00m/070/418000c

7)(耕論)排外主義を考える サンドラ・ヘフェリンさん、樋口直人さん、宮下萌さん

朝日新聞 9月4日

 夏の参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党が躍進し、極右が台頭する欧州の排外主義の波が日本にも及んできたとの見方もある。この現象をどう考えるべきなのだろう。
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S16294823.html

8)共産・田村氏、外国人差別に反対 「危険な潮流を包囲しよう」

熊本日日新聞(共同通信) 9月4日

 共産党の田村智子委員長は4日、党本部で記者会見し、市民団体と連帯して外国人に対する差別的な言動への反対運動を展開する考えを示した。「国民の理性と良識の力を結集し、危険な潮流を包囲するよう呼びかける」と述べた。
https://kumanichi.com/articles/1882478

9)横浜市長、追悼文送らず 関東大震災の朝鮮人虐殺、式主催の市民団体に回答

神奈川新聞 9月5日

 関東大震災時、デマと差別によって日本人が起こした朝鮮人虐殺を巡り、横浜市の山中竹春市長は4日、犠牲者の追悼式に出席せず、追悼文も送らないと主催の市民団体に伝えた。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1204425.html

10)「物議=反響」と喜ぶ編集者気質の危うさ…新潮社の差別コラム「打ち切り」とクルド人「ヘイト本」騒動を考える

東京新聞 9月6日

 朝鮮半島や中国にルーツのある人たちを名指しして攻撃する差別コラムが「週刊新潮」に掲載された問題への批判がやまない。新潮社を巡っては、クルド人をテーマとした新書について交流サイト(SNS)で紹介した書店が差別助長の恐れを理由に謝罪し、投稿を削除する事態も起きた。 書店に並ぶ「ヘイト本」は、これまでも問題とされてきた。売れさえすれば良いのか。出版界の社会的責任が問われている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/433850

6.編集後記

  • 今回の週刊新潮のヘイトコラム問題といい、「人的交流」を目的としたJICAの事業が移民受け入れを進めているというデマといい、参院選後、参政党台頭などもあり、排外主義的・差別的な物言いが、ますます大手を振ってまかり通るようになった気がしてならない。事実でないことが意図的でなくても一度SNSで拡散されてしまうと、訂正するのには時間も労力もかかりすぎる。指摘しようが訂正もお詫びもしない人もいるし。あまりに言葉が軽く扱われているのが恐ろしい。自戒を込めて(お)。

のりこえねっと通信362号 2025年9月10日発行

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