1.「あらゆるヘイトにNO!」 第6回のりこえ祭りを開催します。
- 2019年総会(活動報告、決算報告)。
- 石井裁判結審、 ニュース女子&DHC・長谷川裁判の経過について弁護団報告。
- 「終わってないぞニュース女子」沖縄への偏見をあおる放送を許さない市民有志 川名真理さんより。
- ヒゲ戸田こと戸田ひさよしさんのお話
- 辛淑玉共同代表よりライブメッセージ、カウンター報告など。
日時:9月23日(月)16:00~18:00 終了後懇親会を開催します(~19:00)。
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会費:500円・懇親会はカンパ箱にお気持ちを。持ち込み大歓迎です!
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申し込み:のりこえねっとHP「お問い合わせフォーム」よりお願いします。
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2.のりこえねっとTV NO HATE TV第70回「旭日旗はなぜだめか」
オリンピックに旭日旗の持ち込みを禁じるように求めた韓国側に対し、日本は要望を拒否。2020年東京五輪は、1936年ベルリン五輪の再来となる!? ほかに「徹底的にだめなゴゴスマ」「腐った週刊ポスト」など。
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3.反レイシズム情報
★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
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HPのトップページにある『お問い合わせ』から 日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを300文字以内でお知らせ下さい。
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1)≪要予約≫枝川朝鮮学校支援都民基金 講演会「サッカー・枝川・そして反差別」
日時: 9月14日(土) 総会 15:00~ 講演会 16:00~
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場所:東京朝鮮第二幼初級学校 図工室(東京都江東区枝川1-11-26
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東京メトロ有楽町線「豊洲駅」4番出口より徒歩10分/都バス:業10系統枝川一丁目バス停すぐ
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講師:木村元彦さん ノンフィクションライター、ビデオジャーナリスト
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2)「あいちトリエンナーレ《表現の不自由展:その後》 中止を許さず 再開を求める緊急集会
3)日朝ピョンヤン宣言17周年「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!日朝国交正常化交渉の再開を!」
日時:9月17日(火)18:30~(18:00開場)
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スピーカー:カン・へジョンさん(韓国ゲスト・アジアの平和と歴史教育連帯 国際協力委員長/正義記憶連帯 運営委員)/リ・ビョンフィさん(朝鮮大学校教員)/和田春樹さん(日朝国交正常化連絡会)
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主催:「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!」市民連帯行動実行委員会
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連絡先:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
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1000人委員会(TEL:03-3526-2920)
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9条を壊すな!実行委員会(TEL:03-3221-4668)
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憲法共同センター(TEL:03-5842-5611)
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連絡先 ピースボート(TEL:03-3363-7561)
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4)≪要予約≫一橋プライドフォーラム・キックオフイベント
「大学におけるセクシュアルマイノリティ学生の権利保障」
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登壇:松中権、井上久美枝、河野禎之、内藤忍、吉田徳史、真鍋康正各氏ほか
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主催:一橋大学ジェンダー社会科学研究センター/共催:一橋大学卒業生有志団体プライドブリッジ
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5)HOWS講座「朝鮮半島からみた日本の歴史」
近代日本の朝鮮侵略──明治維新・日清戦争(第一次朝鮮・東北アジア戦争)
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講師:康 成銀(朝鮮大学校朝鮮問題研究センター長)
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会場:本郷文化フォーラム(地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅下車 徒歩5分)
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6)wam第16回特別展『朝鮮人「慰安婦」の声をきく~日本の植民地支配責任を果たすために~』
展示場所:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
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〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル 2F
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TEL 03-3202-4633/FAX 03-3202-4634
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開館時間:水~日 13:00~18:00/休館日:月・火・祝日・年末年始
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入館料:18歳以上 500円 18歳未満 300円 小学生以下 無料
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4.ヘイト街宣・デモ 警報
★★ カウンター行動(抗議行動)される際は十分お気をつけ下さい。★★
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★★ 経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。 ★★
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1)桜井誠デモ
日時:9月15日(日)16:00集合16:30出発
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2)反グロ 遠藤修一 街宣
3)ヘイトスピーチ条例に反対する川崎市民の会 集会
4)日本第一党岡山県本部 デモ
日時:9月29日(日)15:00集合 15:30デモ出発
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5)日本第一党神奈川県本部 街頭演説
もし街中で見かけたら、このタグをつけてツイートしてください。以下の情報があるとわかりやすいです。
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- 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
- 人数がわかる全景写真
- 団体がわかる幟や弾幕の写真
- 弁士の顔写真
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5.新聞・雑誌記事・Webより
1)武田邦彦氏、3日のゴゴスマ出演せず 今後は?→CBC「しばらく予定はありません」
「ゴゴスマとしてはヘイトスピーチをしてはいけないこと、ましてや犯罪を助長する発言は人として許せないことと考えております。ゴゴスマとしては、ヘイトや犯罪の助長を容認することはできません。番組をご覧になって不快な思いをされた方々にお詫び致します」
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2)駐日韓国大使館に銃弾・脅迫手紙配達…「韓国人は出て行け」
韓日関係が悪化して嫌韓報道も増加している。日本の週刊誌「週刊ポスト」は最近「厄介な隣人にサヨウナラ。韓国なんて要らない」というタイトルの特集記事を出した。
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3)韓国特集で謝罪 批判にも節度が必要だ
二日発売の週刊ポストの記事は、まさにこれに該当するのではないか。「韓国なんて要らない」「厄介な隣人にサヨウナラ」との特集記事を展開した。
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4)想定外だった「選挙ヘイト」、新たな課題に/ヘイトスピーチ対策法3年、現状と課題(3)
ヘイトスピーチ対策法の成立過程では想定されていなかった新たな課題も、見えてきた。
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5)ヘイト団体に川崎市、会館使用で警告
川崎市は3日、極右活動家の瀬戸弘幸氏らが立ち上げた団体「ヘイトスピーチを考える会」に対し、差別的言動を行わないよう警告を出した上で、市教育文化会館(川崎区)の利用を許可した。
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6)日韓ビジネスパーソン2000人アンケート、意外にも日本人の方が感情的
7)ヘイト名誉毀損 在特会元幹部の初公判開かれる
朝鮮学校に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)で社会的な評価をおとしめたとして、名誉毀損(きそん)罪に問われた在日特権を許さない市民の会(在特会)の元幹部、西村斉(ひとし)被告(50)=京都市右京区=の初公判が4日、京都地裁(柴山智裁判長)で開かれた。
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8)罰則なきヘイトスピーチ対策法 「実効性」補う川崎市条例制定の動き
在日コリアンの集住地区がヘイトスピーチ(差別扇動表現)の「標的」となってきた川崎市で、罰則規定を盛り込んだ対策条例の制定手続きが進んでいる。
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9)「表現の自由」とヘイト根絶 盛り込めるか禁止規定
ヘイトスピーチ対策法の施行により、人種や属性など、本人にはどうしようもできないことを理由とする差別は、決して許されないことが3年の間に浸透してきた。
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10)日本全体が「在特会」のような現在、「嫌韓報道」に埋め尽くされた社会の危険性に気づいてほしい/安田浩一インタビュー
日韓関係の政治的な緊張にともない、地上波テレビや大手出版社から出版される週刊誌といったメジャーな媒体で、両国間の対立や差別を煽るような報道が増えている。
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11)「私は在日3世」。彼女は手を震わせながら、渋谷で聴衆の前に立った。
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6.8月28日放送 のりこえねっとTV NO HATE TV第69回『ヘイト・ネイション -「嫌韓」に覆われる日本列島』
ゲストに、韓国から日本に来て18年のオン・リーさんをお迎えしています。
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無償化訴訟、確定判決
朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法だとして損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁において朝鮮学校側の敗訴が確定しました。
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ヘイト政策によってはじき出されたものをそのまま最高裁が認定したという形。これもヘイト・ネイションと言える。8月になってからパンデミックのように続いている、と野間さん。
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- CBC/TBS「ゴゴスマ」で武田邦彦がヘイトクライム扇動
- 神奈川県知事黒岩祐治が、「政治的メッセージは表現の自由を逸脱」と発言
- 毎日新聞にヘイト川柳
- 河野太郎が「韓国、歴史は書き換えられない」
エヴァンゲリオンの貞本義行の発言はショック、ガッカリを超えて恐怖。これは只事じゃないと思った、とオンさん。
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武田邦彦の発言は虐殺の扇動、と安田さん。著しい侮辱、脅迫、差別的行為以外の何物でもない。ルワンダの千の丘ラジオと同じ。
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息を吐くように言う。それを放送しちゃうところがあり得ない、とオンさんが言います。
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テレビの側がそういうことを言わせてる、武田を降ろせでなく番組そのものを打ち切れ。ほとんどのワイドショーがひどい。おぞましい武田の発言はレイシズムとセクシズムの合わせ技。問題がある、と野間さんが言います。あの発言は「言い過ぎ」で済ませてはならない。「#ゴゴスマ 打ち切れの抗議」を8月31日午後1時から名古屋CBCでやります。
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黒岩知事の発言について。政治的なものとアートを分けて考えよう、対話をしようという「Jアート」業界の人が言っている。癒しという時点でごまかし。「初めて外に出たネコ」状態。政治的なことを忌避している。
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ヘイト川柳「台風も日本のせいと言いそな韓」「催促や抗議にミサイル使う国」が毎日新聞に掲載された。
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「息をするように」言ってしまうこと、社会の空気だと思う、と安田さん。
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河野太郎のアタマには事実はあまり重要じゃなくて、どこまで言って許されるのか社会に対して試しているかのよう、危ないとオンさん。
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桜井誠がデモでどれだけひどいことを言えるか競争していたことを今閣僚がやってる。河野も安倍もたぶん本気で、と野間さん。河野は1965年日韓条約からのことを言っているらしいが、個人請求権は消滅していない。
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日本でも1991年に個人請求権はないとは言えない、と国会議事録に残っている。日本では植民地政策は合法、韓国では正面から否定。不法とみなしている。それを河野はわかっていない、と安田さんが言います。
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それを、韓国は約束を守らないとひたすら言っているのが現政権で、テレビも、共産党を除くすべての政党も批判をしない、河野は100%間違っていると野間さん。
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2007年の中国人強制連行裁判では西松建設が謝罪、和解金支払いしている、と安田さんが言います。
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2か月の日韓の動き
7月 対韓輸出規制を表明/韓国担当者を会議室に呼び出し/韓国で日本製品不買運動、反安倍デモ始まる/河野、駐日大使に「無礼」発言
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8月 DHCのヘイト番組が韓国で報じられる/韓国からの観光客が半減/韓国、GSOMIA破棄/河野、「韓国は歴史を修正するな」と発言/日本、韓国をホワイト国から除外
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輸出規制、安倍は徴用工判決の報復だと言わないけれどそうだった、観光客も8割減、LCCもとばなくなった、と野間さん。
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GSOMIA破棄はもともとムンジェイン政権の公約だったから公約を果たしたということ、と安田さん。
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経済補償と安全をごっちゃにして、というがどう考えてもそもそも日本がおかしい、と野間さんが笑います。
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朝日新聞の社説で7/3輸出規制について、「日本は即時撤回すべき」「韓国政府の対応には問題」、7/26には河野太郎の振る舞いについて、「問題解決を遠ざける」「ムンジェイン大統領も、責任放棄である」とどっちもどっち論、8/24にはGSOMIA破棄について、「韓国は~冷静な思考を踏み外した」と。朝日はこれでもマシ。これ以上正しいことをいっているのは赤旗。共産党と石破茂しか今、正しいことを言っていない、と野間さん。
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最近はひどいというだけで表現しきれない。流してはいけないことを流してしまう。恐怖。直接的な差別はなくきていたが空気が変わる感じ。嫌韓と言っていてもnetでネトウヨが言っているだけだと思ったら、地上波に出た瞬間、もうだめだ、と。
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社会全体が在特化、ネトウヨ化してくると抗いようがない、と安田さん。
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ヘイト豚の出番がまったくない。自民党なりニュースから流れてくることが10年前に在特会が言っていたようなこととほぼ同じ。好きで日本に来て住んでいるのに最近のこれに幻滅は? と野間さんがオンさんに尋ねます。
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国に対する愛国というのはよくわからないが、まわりにまともな人がだんだん少なくなっているみたい。獣が服を着て歩いてるみたい、とオンさん。
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こういう空気の中で誰が一番苦しんでいるのか、恐怖を感じたりドキドキする思いで暮らす人がいるわけです。武田もそう、マスコミ、メディアのいやらしさにだんだん腹が立ってきた、武田一人の問題にしない、メディアスポンサーの構造も含めて批判しなくてはと安田さんが言います。
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1930年代の戦前の新聞て、たぶんこんな感じだったのでは?と野間さん。新聞が戦果はないのかと煽っているうちにむりやりにでも戦果を作る。読者が読みたいのはそれ。まさに今それと同じ。もう一つは関東大震災が起きる直前の「不逞鮮人」という言葉が生まれた時の感じ。不逞鮮人は今でいう「反日」。当時の虐殺、ジェノサイドの根本にあったのは「恐怖」。そういう当時の空気に非常に近いのではないか。
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また想像ですが、ナチスドイツの初期に近い感じ。ユダヤ人へのヘイトスピーチ。ルワンダの虐殺も。CBCの放送を千の丘ラジオのヘイトスピーチになぞらえる人もいた。ルワンダはわずか半年間の出来事だった。パンデミックはこういうふうなんだなと。なんとも言えない同時発生感。想定していないところから出てくる。
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「イジェンニ」、ゴキブリという意味です。今それは「反日」という言葉と同じ、と安田さん。
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閣僚も今その言葉を使う。何回もテレビから流れてくる。知性が、ガバナンスが崩壊した国という感じ。文科省の柴山もツイッターで大学生を攻撃。一人の大学生に選挙応援演説中にやじられたことに腹をたてて憲法13条違反だと批判。13条は幸福追求権ですよ。完全にバカ、と野間さん。
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韓国終わりに近いと思った時の大統領は朴クネ、怖さでいったら安倍政権、とオンさん。ウヨっちゃってる人はどこの国であれ思考回路が一緒なのでみんなアホ。現実を見ないで自分の都合の良いようにしか解釈しない。市民の民度を比べると日本はひどい。日本は差別、人権に対してはっきり言わない、やんわりと、多様性が対話がと言ってるあたりからなにかおかしいなと。
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ARICの梁英聖氏がいうように、ブレーキがきかない。CBCのゴゴスマでの「それは言い過ぎですよ」はブレーキにはならない。はっきりとそれは差別だと誰も言わない、言わな過ぎ。ヘイトが蔓延しすぎていて具体的に危険が増している、と野間さん。
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一橋大学ヘイト教授
以前も取り上げましたが、教授の差別発言について一橋大学が何もしないで見て見ぬふり。国立市に反ヘイト条例ができて救済申し立てのようなものができるようになった結果、市から大学側に働きかけを検討することに。第三者が介入することはよいのでは。黙ってみているだけではだめ。規範がないとだめ。解雇して、第三者委員会を立ち上げて教育環境を整えて、と訴えた。マンキューソ氏はトランピストでセクシスト、と野間さんが言います。
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ネトウヨは対話が不可能、人間の道を外れていない人をどれだけ確保できるかにかかっているのでは。同じ言葉をしゃべっているとは思えない人が多すぎる、とオンさんが言います。
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日本人の大半は流されているだけなので、流れが変わると一斉にまた変わると思っている、オレですら心が折れそうになる、と野間さん。
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横網町公園での9.1慰霊祭に是非足を運んで、と安田さん。
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9/3にコンサートあります。中川五郎さんほか豪華メンバー出演で、代官山の「晴れたらお空に豆まいて」で開催。おいでください、と野間さんが告知をして終わります。
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7.編集後記
安倍政権のトンデモ内閣改造。文科相が荻生田光一氏、幹事長代行に稲田朋美氏、環境相に小泉進次郎氏などなど!!ますますヘイト政権が強化された感あり。 その陰で、台風15号の被害は忘れ去られたかのようです。千葉方面をはじめとして被害に遭われた方々、今も不便な生活を強いられている方々にお見舞いを申し上げます。
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いつもみなさまの暖かいご支援に感謝いたしております。23日ののりこえ祭りにどうぞご参加ください。(のりこえねっとHPよりお申し込みください)。遠方の方には申し訳ありません、youtubeで後日配信する予定です。是非ごらんいただければと思います。(お)
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のりこえねっと通信215号 2019年9月11日発行
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