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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■ のりこえねっと通信 0273号 2022年1月12日発行
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★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.jp]よりお送りしております。
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
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2022年最初の通信です。年末からオミクロン株型コロナが猛威をふるい、例年よりも寒さを感じる年明けとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
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年明け早々の嬉しくないニュース。年末放送されたNHKBSの番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」内でのデマ字幕問題は、謝罪したとはいえ”不適切”で済む問題でしょうか。2017年のMXテレビによるニュース女子でのデマ発言と同様の既視感を感じます。
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- 反レイシズム情報
- ヘイト街宣・デモ警報
- 新聞・雑誌記事・Webより
- 編集後記
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1.反レイシズム情報
★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
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1)「カフェ・コーヒー・コリア Beyond the Border展」トークイベント
開催期間:1月21日(金)~1月30日(日) 会場:Dotcom Space Tokyo(https://www.dotcomspacetokyo.com/)
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1月21日(火)18:00~20:00:オープニングセレモニー
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1月22日(土)18:00~20:00:対談「マイノリティー文学について」/深沢潮)
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1月23日(日)18:00~20:00:対談「ルーツをたどる旅」/安田菜津紀
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1月24日(月)18:00~20:00:ーク「KYEUM SUDA 5」/グローバルアジア研究ゼミ+KYEUM SUDAメンバー
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1月25日(火)18:00~20:00:対談「メディアと日韓関係」/青木理
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1月26日(水)18:00~20:00:対談「Art Brutを巡る旅」/小林瑞恵
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1月27日(木)18:00~20:00:トーク「韓国人のライフスタイル:食とエンタメを中心に」/ CJ Japan
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1月28日(金)18:00~20:00:ワークショップ「詩とラップとアイデンティティ」/FUNI
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- 16:00~18:00:対談「絵本とコーヒー、そしてラジオ」/山中タイキ
- 18:00~20:00:対談「越境する文学」/ドリアン助川
1月30日(日)14:00~16:00:ワークショップ「社会人と日韓交流」/小田川興+元日韓誠信学生通信使メンバー
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申し込み:https://forms.gle/XeBWfYKVSfE76Jrh8
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https://globalasianstudies.wordpress.com/social-gallery-kyeum/
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申し込み完了後、改めてご連絡いたします。カフェでの展示・イベントですので、入場料の代わりにドリンク1杯以上のご購入をお願いすることになります。ご理解とご協力をお願いいたします。
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主催:「カフェ・コーヒー・コリア Beyond the Border展」実行委員会 企画制作:Social Gallery KYEUM 協力:早稲田大学韓国学研究所、早稲田大学アジア研究所、早稲田大学グローバルアジア研究ゼミ、社会福祉法人愛成会 後援:韓国国際交流財団(Korea Foundation)、CJジャパン 問い合せ:kyeum2021@gmail.com
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2)(オンライン講座 全5回)メインストリーム化するLGBT運動への警鐘 第1回『日本社会と性的マイノリティの〈包摂〉の限界―家族・市場・国家』
https://tinyurl.com/4zyuvnn7
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https://www.colorsjp.net/event/61a58c6e0a512b19d027df8e
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2010年代の「LGBTブーム」以降、性的マイノリティの権利保障に向けた制度づくりが進んでいます。しかし、既存の制度や社会構造を大きく変えない範囲でしか進められないという問題があります。
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本講座では、「メインストリーム化」によって性的マイノリティ間にどのような格差や不平等が生じ始めているのか、「メインストリーム化」の背後でどのような差別構造が強化されつつあるのかについて、その問題を重視する立場で活動をしてきた方々にお話を伺います。
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「いまある社会」のラディカルな変更を求めていく時、私たちは社会のどこに目を向け、何に注意を払っていく必要があるのか、改めて考えてみたいと思います。
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お申込み:https://queer.peatix.com/view
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2010年代以降、日本社会では「性の多様性」が称揚される流れが広がっています。しかし、1990年代から性的マイノリティの相談業務に従てきた立場からみると、状況は良くなってきているのか疑問に思うこともあります。日本社会でめざされているのは誰のどのような「多様性」なのか。その背後で進行している格差の問題や、家族政策の背後で差別の温存装置として守られつづける天皇制の問題についてもあわせて考えてみたいと思います。
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『フェミニズムとLGBTのメインストリーム化?』講師:菊地 夏野さん
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『私が理想とする世界とは全ての人が苦行者のように』(*オンライン開催)講師:吉野靫さん
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『「地方」の性的マイノリティ:東北インタビュー調査から』
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『私の怒りを盗むな ~ギャラリーにデリヘル呼ぶ企画でデリヘル嬢が物申したら~ 』講師:げいまきまきさん
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※当日の開始1時間前を目処にZoom情報をお知らせします。
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※リアルタイム参加が難しい方は、後日「録画」を見れます。
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お申込み:https://queer.peatix.com/view
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主催:ふぇみ・ゼミ femizemi2017@gmail.com
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3)映画「標的」上映 & 植村隆さん講演「裁判から見えてきた日本社会」
https://stopabenk.exblog.jp/
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- 11:00~12:40 映画「標的」上映(1回目)
- 13:30~14:30 植村隆さん講演
- 14:40~16:20 映画「標的」上映(2回目)
〒460-0015 愛知県名古屋市中区大井町7-25
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地下鉄名城線「東別院」下車 1番出口から東へ徒歩3分
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地図→https://tinyurl.com/2p95y922
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参加費:映画+講演で1,000円(学生・障がい者は500円)
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協力:「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会/韓国映画を観る会
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4)《要申込み》世直し弁護士の憲法カフェ「民主主義の足腰を強化する~衆院選を振り返って」
http://lepia.org/archives/category/event
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衆院選で自民党は公示前より議席を減らしましたが、国会運営を主導できる絶対安定多数261議席を獲得しました。
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日本維新の会は公示前より約4倍増に躍進しました。一方、立憲野党は余り振るわず、その背景と要因について考えます。
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立憲野党が国政選挙で前進するためには、地方議会選挙・地方自治体首長選挙での前進、投票率の向上、女性当選者の増加、統一候補を決定するにあたっての予備選の導入、公職選挙法の民主化など、民主主義の足腰の強化が求められています。
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- 14:00~15:30 講話・質問
- 15:30~16:30 自由ディスカッション
都営地下鉄「春日駅」A2出口から徒歩約0分東京メトロ「後楽園駅」6出口から徒歩約3分
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https://loco.yahoo.co.jp/place/g-PjfG6ox_w5-/map/
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・会場:1,500円(資料事前送付あり、ドリンクサービス)
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主 催:LEPIA〈命・地球・平和共助・協働ネットワーク〉
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〒112-0005 東京都文京区水道2‐11-5 明日香ビル1F
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※要申し込み 前日までにvitamin_kazuko@lepia.org TEL 080-4576-9993(渡辺)
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振込先:巣鴨信用金庫 光が丘支店 普通預金 3166963 LEPIA代表 渡辺和子
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5)《1/20迄に申込み》日弁連オンラインシンポジウム「入管被収容者死亡事件-独立した人権機関の必要性を考えよう」
案内:https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2022/220125_2.html
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チラシ:https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/kkjnsympo/nyukan/
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日弁連は、人権の促進および擁護のための国家機関(国内人権機関)の地位に関する原則(パリ原則)にのっとった国内人権機関を設置して、もって国際水準の人権保障システムを完備するよう求めています。この度、入管収容中に外国籍の方が死亡した事例が大きく報道されています。
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社会の関心が多く寄せられている入管収容の問題点を取り上げながら、日本の人権に関わる政策の問題点を指摘し、その改善を求めることのできる、政府から独立した第三者機関の必要性および重要性を認識していただくために、本シンポジウムを開催します。
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Zoomでご参加いただけますので、是非ご参加ください。
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開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン形式。
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お申し込みいただいた方に参加URLをお送りいたします。
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手話通訳を利用される方は、パソコンでの視聴を推奨いたします。
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UDトークの利用を希望される方は1月20日(木)までに参加申込みと併せて上記申込フォームからご連絡ください。
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◇基調講演:駒井知会(東京弁護士会、名古屋入管スリランカ国籍女性死亡事件被害者遺族代理人)
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◇基調報告:千種朋恵氏(START~外国人労働者・難民と共に歩む会~)
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◇日弁連報告:白承豪(兵庫県弁護士会、日弁連国内人権機関実現委員会委員)
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◇パネルディスカッション「入管収容問題において国内人権機関の果たしうる役割は?」
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◇コーディネーター:佐藤暁子(東京弁護士会、日弁連国内人権機関実現委員会委員)
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申込方法:下記の申込フォームまたは二次元バーコードよりお申し込みいただけます。
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申込フォーム:https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/kkjnsympo/nyukan/
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※参加をご希望の場合は、1月20日(木)までにお申し込みください。
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※開催日が近付きましたら、お申し込みされた方宛てにメールにてご案内。
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2.ヘイト街宣・デモ警報
1)「朝鮮総連本部をさら地にする会」
- 13:00~13:40 市ヶ谷駅前交番付近
- 14:00~15:00 朝鮮総連中央本部前
主催:朝鮮総連本部をさら地にする会 代表代行・佐藤悟志
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2)新党くにもり街宣 北京五輪ボイコット!ウイグル人権侵害非難決議の早期実現
- 11:00~13:00 大阪難波高島屋前
- 14:00~16:00 梅田ヨドバシカメラ前
3)北京五輪反対デモ 堀切笹美
日時:1月16日(日)14:00 集合/14:30 出発
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3.新聞・雑誌記事・Webより
1)ヘイトスピーチ問題を映像に 多摩の専修大生制作 ネットで公開
川崎市多摩区の専修大生田キャンパスで放送学を学ぶ女子学生二人が、市内のヘイトスピーチ問題を題材とした映像作品「ともに。」を制作し、インターネットで公開している。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/151866
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2)年末年始もヘイト警戒 市民有志が川崎駅東口で監視
差別を許さない市民有志は年末年始も「ヘイトパトロール」に取り組んだ。
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https://www.kanaloco.jp/news/social/article-792159.html
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3)関東大震災の朝鮮人虐殺 韓日市民団体が真相究明求め請願運動へ
東京で1982年から虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し、追悼する活動を行ってきた日本の市民団体「ほうせんか」の関係者は「日本の一部の公職者が『虐殺はなかった』と歴史修正主義に同調する発言を続けている」とし、「二度と人種憎悪犯罪(ヘイトクライム)が起こらないように真相究明が必要だ」と述べた。
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https://www.wowkorea.jp/news/korea/2022/0102/10329450.html
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4)数字で見る2021年のヘイト行動
2021/12/29の#NoHateTV「ヘイト大賞MMXXI」では、ヘイト大賞は長島昭久で、1位:入管によるウィシュマさん殺人、2位:ウトロ放火、3位:Dappiさん、4位:武蔵野市の住民投票条例反対における自民議員と底辺ネトウヨの連帯、5位:DHCとなりました。
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https://odd-hatch.hatenablog.com/entry/2022/01/03/111200
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5)終わらないヘイトと差別がある社会 法律や条例できても「実効性が弱い」課題も
https://dot.asahi.com/aera/2021122700104.html?page=1
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6)差別投稿チェックへ広がる自治体「モニタリング」 1万数千件を削除
被差別部落などを巡るネット上の悪質な書き込みを地方自治体が確認し、削除につなげる「モニタリング事業」が全国的に広がっている。
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https://www.nishinippon.co.jp/item/n/856862/
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7)「ネットに追いつかない」削除逃れる投稿5割弱…試行錯誤の自治体
ネット上の差別的な書き込みを自治体が独自に確認し、削除につなげるモニタリング事業。
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https://www.nishinippon.co.jp/item/n/856867/
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8)ヘイト団体候補擁立 来春の相模原市議選 日本第一党再び
選挙運動の名を借りて外国人排斥のヘイトスピーチを繰り返す日本第一党が2023年の統一地方選で相模原市議選に候補者を擁立することが分かった。
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https://www.kanaloco.jp/news/social/article-795082.html
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9)ヘイト投稿5件の削除要請「適当」 川崎市審査会が答申
特定の市民がインターネット上で繰り返し差別されている問題で、有識者でつくる川崎市差別防止対策等審査会(会長・吉戒修一弁護士)は6日、市が5件のヘイト投稿の削除をプロバイダー企業に求めることが適当だとする答申を福田紀彦市長に提出した。
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https://www.kanaloco.jp/news/social/article-796258.html
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10)「必要と思えば罰則付き提案」 人権条例制定で相模原市長
ヘイトスピーチ規制を含む人権条例の制定を巡り、相模原市の本村賢太郎市長は7日、必要と判断した場合には罰則付きの条例案を市議会に提案する考えを示した。
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https://www.kanaloco.jp/news/social/article-797428.html
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11)(社説)「在日」の被害 憎悪犯罪を許さない
在日コリアンの関連施設が放火されたり、壊されたりする事件が相次いでいる。
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捜査途上の事件も含まれるが、民族など特定の集団に危害を加えるヘイトクライム(憎悪犯罪)と見られている。断じて許してはならない。
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https://www.asahi.com/articles/DA3S15166465.html?iref=pc_rensai_long_16_article
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4.編集後記
いつもあまり楽しくない情報ばかりの通信ですが、いくつかヘイトがらみの裁判で勝訴の声も聞こえてきます。今年は2月にDHCを相手の高裁の審議が始まります。第一審に続き勝訴の報告ができるものと信じています。応援をよろしくお願いします。
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次号から各地で闘いが続く対・ヘイト裁判の情報もお伝えしていこうと思います。
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本年も、ヘイト・スピーチとレイシズムに抗い共に進んで参りましょう。(み)
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のりこえねっと通信273号 2022年1月12日発行
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