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■■■■■ －ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク－
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■■■ のりこえねっと通信 0278号 2022年3月23日発行
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★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.jp]よりお送りしております。
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
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昨日午後3時より東京高裁822号法廷にて、のりこえネット共同代表辛淑玉がＤＨＣ・長谷川幸洋氏を相手取っての「ニュース女子」放送による名誉毀損裁判の二審第2回口頭弁論が行われました。
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裁判は今回で結審し、6月3日午後2時より同法廷にて判決が言い渡されます。
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雪混じりの雨の中、裁判傍聴にご参加くださった多数の支援者の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。
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裁判は、2017年1月の放送により2018年夏に提訴、昨年9月1日に一審の判決（550万円の賠償金とニュース女子当該番組の削除、謝罪文の掲載）を勝ち取りました。その後裁判は第二審へと移り昨日2回目が終了。すでに4年間の闘いが続いていることになります。
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どうぞ、当該裁判への引き続きの裁判傍聴とご支援ご協力をお願いいたします。
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- 反レイシズム情報
- ヘイト街宣・デモ警報
- 新聞・雑誌記事・Webより
- 編集後記
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1．反レイシズム情報
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★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
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★新型コロナのまん延防止等重点措置適用のため、開催が中止・変更になる場合があります。お問い合わせの上、ご参加ください。
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1）モルガンスタンレー レイシャルハラスメント裁判 第6回口頭弁論
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モルガンスタンレー日本支社で働く韓国人Aさんは、職場で上司から嫌がらせを受け、それを本社経営陣に訴えたところ解雇される。
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本裁判では解雇の撤回とレイシャルハラスメントによる損害賠償を求めています。
裁判傍聴とご支援、よろしくお願いいたします。
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日時：3月24 日（木）16:00～
場所：東京地方裁判所 510 号法廷（千代田区霞が関1-1-4）
終了後支援者集会があります。
日時：3月24 日（木）16：30～（予定）
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場所：虎ノ門アルシュ B1 ホール（東京都港区虎ノ門1-121）
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2）《要申し込み》2022年高麗博物館開館20周年記念イベント 映画と講演会
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日時：4月3日（日）開場：12:30／開演：13:00～
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- 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町１５
- 都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」A1出口より徒歩0分
- 地図→https://shinjuku.hall-info.jp/tansu/access.html
- 映画「私はチョソンサラムです」上映
- 講演「わたしたちの共生とは？」落合恵子さん
問合せ：高麗博物館
03-5272-3510
e-mail：kh@kouraihakubutsukan.org
チケット：前売 2,000円／当日 2,500円
◆要予約
申し込み⇒https://tinyurl.com/bde57ees
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3）映画「主戦場」アンコール上映
（解説：映画.com https://eiga.com/movie/90844/）
日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析したドキュメンタリー。
慰安婦問題について、デザキの胸をよぎるさまざまな疑問。
慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任とは……。
この問題を検証すべく、日本、アメリカ、韓国、肯定派と否定派それぞれの立場で論争の中心にいる人びとに取材を敢行。
さらに膨大な量のニュース映像や記事の検証を交え、慰安婦問題を検証していく。
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- 2018年製作／122分／G／アメリカ
- 原題：Shusenjo: The Main Battleground of the Comfort Women Issue
- 配給：東風
- 公式サイト：http://www.shusenjo.jp/#theater
- 4月9日（土）～4月22日（金）連日10:30より
- 4月23日（土）以降は未定
- 2022年4月9日(土) 10:30の回上映後 ミキ・デザキ監督による舞台挨拶
- 4月23日(土)～4月29日（金）連日12:00より
- 4月9日（土）～2022年4月10日（日）
- 4月10日 ミキ・デザキ監督による舞台挨拶（時間調整中）
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2．ヘイト街宣・デモ警報
1）『あいちトリカエナハーレ2021+1』
会場：愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースＸ
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2）新党くにもり街宣
3）新党くにもり街宣
4）一陽会街宣
5）三澤浩一・江川麻莉 デモ
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日時：3月27日（日）12:00 集合／12:30 デモ出発
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★ 無告知街宣が増えています。見かけた #ヘイトパトロール、#ヘイト行動情報 のハッシュタグを付けてツイートしてください。
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- 場所（駅・交差点名、目印の建物など）
- 人数がわかる全景写真
- 団体がわかる幟や弾幕の写真
- 弁士の顔写真
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3．新聞・雑誌記事・Webより
1）ヘイトスピーチへの対策を盛り込んだ条例の制定検討
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特定の人種や民族などへの差別をあおるヘイトスピーチなどを無くそうと、沖縄県は対策を盛り込んだ条例の制定に向けて検討を進めています。
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2）差別解消条例、県議会で大詰めに 罰則はなし 三重
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あらゆる差別の解消を目指す包括的条例の制定を目指す三重県議会で、議論が大詰めを迎えている。
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3）神奈川新聞記事巡る訴訟 被告「差別の流布に問題意識」
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自身の発言を悪質なデマなどと報道されて名誉を毀損されたとして2019年の川崎市議選に立候補した佐久間吾一氏が、神奈川新聞社の石橋学記者に140万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が15日、横浜地裁川崎支部（嶋末和秀裁判長）で開かれた。
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4）レイシャル・プロファイリング
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警察や出入国管理に関わる法執行機関が、客観的な証拠や個人の行動ではなく、人種・民族、肌の色、国籍や出身国に基づいて、職務質問、捜索、身元確認、捜査及び逮捕といった犯罪捜査を行うこと。
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5）『ザ・ボーイズ』福原かれんが“ヘイト犯罪”の標的に、通りすがりの男性に「殴られた」と明かす
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Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』や映画『スーサイド・スクワッド』などの出演作で知られる俳優の福原かれんが、アジア系を狙ったヘイトクライム（憎悪犯罪）の被害にあったことを自身のインスタグラムで明かした。
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6）朝鮮学校への補助金巡り弁護士に一斉懲戒請求 兵庫県内外の19人に賠償命令 神戸地裁
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女性弁護士は20年10月に「人種差別を受け、人格権を侵害された」として、神戸市や兵庫県尼崎市などの男女らを提訴。
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7）新たなデマ拡散、卑劣さ増す 日本第一党が相模原で街宣
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相模原市人権施策審議会の韓国籍委員の女性をヘイトスピーチで攻撃している差別者集団「日本第一党」は16日、同市役所前で街宣を行い、デマと差別扇動を繰り返した。
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8）震度6強地震で「井戸に毒」 ツイッターでヘイトデマ横行
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近年大きな災害や事件のたびに外国人の差別をあおるデマが繰り返され、ヘイトクライムを誘発する危険な差別行為を止められずにいる。
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9）人種差別撤廃法整備を 国際NGO、犯罪続発で緊急性強調
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国際人種差別撤廃デー（21日）を前に差別のない社会の実現を目指す集会が17日、東京・永田町の衆院第2議員会館で開かれた。
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10）佐渡金山は世界遺産にふさわしいのか(1)
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浮かび上がってくるのは朝鮮人労働者に向けられた蔑視と差別だ。
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11）佐渡金山は世界遺産にふさわしいのか(2)
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弾圧を恐れたキリシタンは鉱山で働くことによって命の保証を受けていたのですが、キリシタン狩りの時代に入ると、結局は殺されてしまいました。
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4．編集後記
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22日の地裁前はまさかの春の雪。真冬に戻ったかのような寒い中、傍聴券の抽選にお並びいただいた皆さまありがとうございました。まだまだ続く裁判ですが、気を緩めずに支援してまいりましょう。
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雪でほころびかけた桜のつぼみもまた閉じて、東京界隈は今週末くらいが桜の見頃かと思われます。続くロシア侵攻に怯えるウクライナにも、1日も早く春がきますように。（お）
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のりこえねっと通信278号 2022年3月23日発行
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