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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■    のりこえねっと通信 0286号 2022年7月27日発行
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 ◆転送歓迎◆
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 賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
 ここ数日各地で豪雨が続きます。ジメジメに加えてコロナがまた猛威をふるいつつあります。

 川崎市に続けと、神奈川県相模原市でもヘイトスピーチ規制を含む実効性のある反差別条例の制定に向けて今、準備が進みつつあります。ヘイトスピーチを許さない!レイシズムに反対! 一日も早い条例の制定を!!

<今号の目次>
  1. 反レイシズム情報
  2. ヘイト街宣・デモ警報
  3. 新聞・雑誌記事・Webより
  4. 編集後記

1.反レイシズム情報

★集会・デモ・セミナー・上映会・裁判などのお知らせを掲載します。

1)《各回・要申込み》日本と朝鮮半島の友好を願う 2022年度同志社大学日朝関係史講座「東アジアの平和とは~今後の南北関係と日本」(6/10~7/29)

案内→http://www17.plala.or.jp/kyodo/

場所:同志社大学今出川キャンパス 至誠館(S)1番教室
(〒602-8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入
     地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分
     地図→https://tinyurl.com/2p8c5jm9
参加費:無料
資格:一切なし(どなたでも参加できます)
主催:同志社KOREA文化研究会
連絡・申込み:koreabunkakenkvukai@gmail.com 担当/朴紗郷、陳慧朱

共に生きるとは何か -入管問題、家族の歴史とルーツから考える
日時:7月22日(金)18:25~19:55
講師:安田菜津紀さん(ジャーナリスト)
主催:同志社 KOREA 文化研究会
※7/29(金)正午からYouTube上にて1週間限定公開あり
 申込み:7/28(木)まで

東北アジアの中の朝鮮半島情勢
日時:7月29日(金)18:25~19:55
講師:康宗憲さん(韓国問題研究所代表)
主催:同志社 KOREA 文化研究会
※8/5(金)正午からYouTube上にて1週間限定公開あり
 申込み:8/4(木)まで

2)《要申込み》JCA-NET 7月のセミナー(全3回)

案内→https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/201

セミナー1:運動のドキュメントを残すには―InternetArchive
日時:7月25日(月)19:00~ 

 社会運動や市民運動が発行している膨大なニュースやビラ、パンフレットなどは貴重な運動の記録を後世に残すには。
 今回は資料を後世に残すことを意識的に考えてみます。参考として、米国の非営利のデジタル図書館、Internet Archiveの取り組みを紹介します。あわせて、このサイトを使ってキュメントを残す方法も紹介します。
 Internet Archive
 https://archive.org/

セミナー2:データ搾取と闘う。プライバシーインターナショナルの紹介(世界のネットアクティビズム:第4回)
日時:7月28日(木)19:00~ 

 英国に拠点を置くプライバシー・インターナショナル(PI)の活動を紹介。
 1990年に設立された非常にアクティブで影響力の大きな団体です。多くのキャンペーンも手がけています。
 対企業キャンペーン
 https://privacyinternational.org/campaigns/targeting-companies
 対政府キャンペーン
 https://privacyinternational.org/campaigns/targeting-governments

 英国は米国とともにグローバルな監視テクノロジーについて、重要な役割を果しておりPIの活動も多岐にわたります。
 最近の活動を紹介しながら、インターネットで起きているグローバルな問題を通じて、日本での取り組みで必要なことは何なのか、についても皆さんと議論します。

セミナー3:女性の権利プログラム(APC)、ヘイトをハックする。
日時:7月31日(日)15:00~ 
ゲストコメンテーター:本山央子さん(アジア女性資料センター)

 APC(進歩的コミュニケーション協会)のプロジェクト、the Women's Rights Programmeが発行しているオンラインジャーナルの6月最新号がヘイトスピーチを特集。今回はこの特集記事を紹介します。
 以下はこの特集にあたっての巻頭言です。
「この10年間、少数派とみなされるグループや、政治的・社会的・文化的に標的とされる人々に対する、宗教に基づくヘイトスピーチがオンラインで増加しているのを目の当たりにしてきました。(中略)
 今この瞬間も、政府やテクノロジー企業はヘイトスピーチに対処せず、むしろヘイトスピーチがもたらす暴言、暴力、注目から政治的、経済的に利益を得ているのです。このような状況の中で、人々、特に女性やLGBTIQ+の人々は、自らヘイトをハッキングするための対応や方法を進化させてきました。今回の Gender IT.org では、愛、ユーモア、思いやり、反撃、沈黙などを通して、私たちがどのようにヘイトをハックしているのか、ポッドキャスト、分析、イラストなど様々な形で探求しています。」

参考資料:GenderIT.org
https://genderit.org/edition/hacking-hate
アジア女性資料センター https://www.ajwrc.org/

開催方法:オンライン Jitsi-meetを使用します。
 オンライン会議室Jitsi-meetのマニュアル https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/93
参加費:無料(カンパ大歓迎)
参加方法:
・JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されている方は当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスしてください。
・JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。おなまえ、メールアドレス、参加希望のセミナー番号(複数可)を書いて、下記に申し込んでください。
 jcanet-seminar@jca.apc.org

余裕のある方は是非カンパをお願いします。
 セミナーはJCA-NETの会員の会費で運営されています。
 郵便振替口座 JCA-NET(ジェイシーエイ-ネット)
 記号番号:00190-3-417584
 ゆうちょ銀行 〇一九店 417584
問い合わせ:小倉利丸(JCA-NET理事)toshi@jca.apc.org TEL070-5553-5495

3) 「メディアを問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から」(オンライン全10回企画)
【第五回】「市民が行う情報公開」

民主主義を機能させるには情報を知らされている市民の存在が欠かせない。受動的に流れ
てくる情報に触れるだけでなく、情報公開制度で自ら知りたい情報の公開を求める能動性
も必要だ。主体的で自律的な市民の存在が多くいることが機能するための条件である情報
公開制度について、市民にとってどのような手段であるのか、どのように実践されてきて
いるのかを概観する。

日時:7月29日(金)19:00~21:00
講師:三木由希子さん
NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長。専修大学兼任講師。

※この講座は、全10回(3月~12月)で企画しています。
※リアルタイム参加出来ずとも「後から配信」で視聴いただけます。
※すでに終了している回もご覧いただけます。

チケット:*一回券 : 一般 1,500円(学生・寄付者 1,000円)
*全10回通し券: 一般 14,000円(学生・寄付者 9,500円)
お申し込み・詳細:https://media-femizemi.peatix.com/
ふぇみ・ゼミ femizemi2017@gmail.com HP: https://femizemi.org/



4)≪要申込み≫ 映画「ワタシタチハニンゲンダ!」上映会・対談会
ドキュメンタリー映画鑑賞と監督&弁護士の対談を通じて、これからの日本の在り方、そして真の在日外国人の人権について、一緒に考えませんか。
案内→https://www.osakaben.or.jp/event/2022/2022_0801.php
チラシ→https://www.osakaben.or.jp/event/2022/2022_0801.pdf

日時:8月1日(月)15:30開場 16:00~上映 18:00~対談(3時間程度)
会場:大阪弁護士会館 2階ホール
    〒530-0047 大阪市北区西天満1-12-5
    京阪中之島線「なにわ橋駅」出口1から徒歩約5分
    地図→http://www.osakaben.or.jp/06-access/map_osaka.php
主催:大阪弁護士会
問合せ:大阪弁護士会 人権擁護委員会(担当:武田)TEL:06-6364-1227

スケジュール
 映画上映(114分)
 対談:髙賛侑監督×宮野佳弘弁諸士×中井雅人弁護士



5)≪要予約≫関東大震災朝鮮人・中国人虐殺記録映画上映会
上映作品:
・関東大震災朝鮮人虐殺記録映画「隠された爪跡」
      日本/1983/日本語/カラー/16mm/58分
 ※当日は呉充功監督(オ・チュンゴン)のお話も予定しています。
・映画「80年前何があったのか~関東大震災の時、殺された中国人を悼む」
  2003年9月14日、亀戸の「関東大震災80周年記念集会」(主催:中国山地教育を支援する会)で、上映されたビデオです。

日時:8月10日(水)13:30開場 14:00~
会場:衆議院第一議員会館・地下1階・大会議室
    地下鉄丸ノ内線「国会議事堂前」徒歩4分
        有楽町線「永田町」徒歩7分
  ※衆議院第一議員会館のロビーで13時30分から入館カードの配布をします。
主催:関東大震災における朝鮮人・中国人虐殺100年・犠牲者追悼大会実行委員会(準備会)
連絡先:080-1142-2515(川見) 090-8808-5000(藤田)
    Eメール:91tsuitou@gmail.com



ほか 見逃せない映画がたくさん。URLで上映館をお確かめの上お出かけ下さい。
  劇場情報:https://nka-promote.com/about/

2.ヘイト街宣・デモ警報

1)日本第一党街宣

反日カルト『統一教会』を日本から叩き出そう国民大行進 in 東京
日時:7月31日 (日)15:15 現場集合 15:30 デモ隊出発
※ 30分程度のデモ行進
集合場所:新宿駅東口 駅前広場 (アルタ前)
主催:日本第一党

2)日本第一党街宣

日時:8月6日(土) ~8:15(ドーム周辺)15:00~街宣 
場所:原爆ドーム近辺 早朝から8:15ごろまで
    元安橋上にて街頭演説会 15:00~
主催:日本第一党

3)日の丸街宣倶楽部街宣

日時:8月7日(日)14:00~
場所:JR川崎駅東口付近
主催:日の丸街宣倶楽部

★街宣などを見かけたら #ヘイトパトロール   #ヘイト行動情報 のタグをつけて時間・場所をツイッターで流してください。偶然ヘイト被害にあってしまう人を減らせます。

以下の情報があるとわかりやすいです。
  • 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
  • 人数がわかる全景写真
  • 団体がわかる幟や段幕の写真
  • 弁士の顔写真

3.新聞・雑誌記事・Webより

1)韓国の反日ヘイトは“プロ”の「ノーリスク・ハイリターン」商売という現実

DIAMOND ONLINE 7月13日

 その写真は、韓国の政府や反日ヘイトスピーチ団体が長い間誤用してきた、まさにその代表的事例である、「写真中の人物は、朝鮮人ではなく日本人」と、何度も指摘されてきた写真だった。
https://diamond.jp/articles/-/306288?page=5

2)メタが人権問題取り組みで初の年次報告、人権団体は見せかけと批判

ロイター 7月15日

 フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは14日、同社の人権問題への取り組み状況を巡る初の年次報告書を公表した。
https://jp.reuters.com/article/meta-platforms-human-rights-idJPKBN2OQ09E

3)大学で相次ぐ「レイハラ」「授業で民族侮蔑」進まぬ対策

毎日新聞 7月16日

 人種や国籍への配慮を欠く言動「レイシャルハラスメント(レイハラ)」を、大学で外国人の学生や教員が受けるケースが相次いでいるとして、京都の学者らで作る団体が対策を求めている。
https://mainichi.jp/articles/20220716/dde/041/040/019000c

4)辻元清美事務所侵入事件を追う 男の目的は何だったのか

安田浩一ウェブマガジン 7月18日

 コリア国際学園に侵入した件も「韓国人の住所が書かれた名簿を学校から盗み、韓国人を襲うつもりだった」と話したことが報じられている。ヘイトクライムの疑いが濃厚だ。
https://www.targma.jp/yasuda/2022/07/17/post1939/

5)かつてないヘイト選挙 抜け道ふさぐ対策急務[安田菜津紀エッセイ]

沖縄タイムス 7月18日

かつてない「ヘイト選挙」だった。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/993273

6)川崎で差別扇動デモ 無告知で行うも抗議効果表れ短時間に

神奈川新聞 7月18日

 外国人排斥を繰り返すレイシスト集団「日の丸街宣倶楽部」が17日、JR川崎駅周辺でヘイトデモを行い、外国人差別を肯定する「ヘイトスピーチ条例はいらない」といった愚劣な差別扇動のメッセージをまき散らした
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-924738.html

7)「自覚しないまま刷り込まれる差別意識」目白の住宅街で在日コリアンを侮辱する落書き

TBS 7月19日

 人種や民族など特定の集団や個人に対する憎悪による犯罪行為、いわゆる「ヘイトクライム
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/99712

8)藤井裕久さんの遺志、ヘイト規制に生かせ 横浜で講演会

神奈川新聞 7月19日

 超党派の野党議員と市民らでつくる「自由民権会議@神奈川」(民権かながわ)は16日、ヘイトスピーチをテーマにした講演会を横浜市南区で開き、規制の必要性を学んだ。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-924713.html

9)憎悪犯罪から在外国民を保護 コロナ感染再拡大に備え=韓国

聯合ニュース 7月22日

 世界的に新型コロナウイルスの感染者が再び増加する中、韓国政府は在外国民の保護に注力している。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220722002100882?input=tw

10)相模原で弁護士が講演 ヘイトに罰則付き条例制定を確認

神奈川新聞 7月22日

 相模原市でヘイトスピーチ規制を含む人権条例の答申づくりが最終盤を迎える中、ヘイトスピーチ問題に詳しい師岡康子弁護士を招き、罰則を盛り込む意義や必要性について学ぶ学習会が21日、同市南区で開かれた。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-925725.html

4.編集後記

 さまざまなメディアによって、ようやく旧統一教会と自民党との長い間の蜜月が暴かれつつあります。以前から旧統一教会と岸・安倍家の関係は取りざたされてましたよね。
 今回、常にレイシストらに対して正面から対峙し、長年オウム・統一教会を追ってこられた、まさに今「野に放たれた」有田芳生さんを度々拝見します。ご活躍を応援するとともに、安全に活動ができることを祈ります。(お)

のりこえねっと通信286号 2022年7月27日発行

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