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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■    のりこえねっと通信 0255号 2021年4月14日発行
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 ◆転送歓迎◆
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
今回は「まん延防止等重点措置 」の中、いかがお過ごしですか。

なんと、大阪のコロナ感染者が千人を超えてしまいました。
不要不急の外出は控えてなどと言いながら オリンピック聖火リレーは辞めないという矛盾。
沿道でオリンピック辞めてと言っただけで、その音声がテレビでカットされるということすら起きています。異様な聖火リレーを見るだけでも、五輪の精神からははるかに遠ざかっている気がします。
やはり五輪より、コロナを1日でも早く沈静化してほしいものです。

<今号の目次>
  1. 反レイシズム情報
  2. ヘイト街宣・デモ警報
  3. 新聞・雑誌記事・Webより
  4. 編集後記

1.反レイシズム情報

★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。

1)映画「主戦場」上映会と安田浩一さん講演

https://www.facebook.com/events/272274827872632/

 日本軍「慰安婦」をめぐる”論争”を描くドキュメンタリー映画『主戦場』(ミキ・デ
ザキ監督、2018年)の上映と安田浩一さんの記念講演です。

日時:4月17日(土)
    1回目 10:00~13:00(9:30開場)
    2回目 14:00~17:00(13:30開場)
会場:赤羽会館 講堂
    〒115-0044 東京都北区赤羽南1-13-1
    JR「赤羽駅」東口(京浜東北線、埼京線、高崎線、宇都宮線)徒歩5分
    地下鉄南北線「赤羽岩淵駅」徒歩10分
    地図→https://www.akabanekaikan.jp/access/
定員:各回323人
内容:映画『主戦場』上映後記念講演 安田浩一さん(ジャーナリスト)
入場料:1,000円
主催:平和のための北区の戦争展実行委員会
    北区九条の会

2)<要申し込み>緊急トークイベント Zoom オンライン
「障害者の声はワガママなの? JR乗車拒否問題から合理的配慮、当事者運動の歴史を学ぶ」

 伊是名夏子さん、そして戦後障害者運動の専門家である荒井裕樹さん、職場でのヒール ・パンプス着用強制をなくす運動において誹謗中傷にさらされた石川優実さん、地域で暮らす障害のある人の介助をしながら障害者差別解消法の研修に携わる松波めぐみさんとご一緒に、「自己責任」精神が強固になった日本で合理的配慮の行き届いた社会を実現させ、だれもが平等に生きていけるために何ができるのか考えていきましょう。

日時:4月17日(土曜) 20:00~22:00
形式:Zoomウェビナーにてオンライン開催
出演:荒井裕樹、石川優実、伊是名夏子、松波めぐみ(五十音順)
料金:500円
申込み:https://gendaishokanshop.stores.jp/items/606fe88ebaeb3a55adfede40
※上記はスタンダード料金です。
 出演者応援料金の設定もございます。活動支援していただける方は、下記のURL
 よりお申込みください。
◎出演者応援チケット① 1,000円(税込み)
 https://gendaishokanshop.stores.jp/items/606fea30230557581ae64d8f
◎出演者応援チケット②1,500円(税込み)
 https://gendaishokanshop.stores.jp/items/606feb09d263f02a7cd7519f
*応援チケットによる収益は、登壇者の出演料に充てられます。
主催:現代書館
    https://gendaishokanshop.stores.jp/

【講演者】
荒井裕樹(あらい ゆうき)/石川優実(いしかわ ゆみ)/伊是名夏子(いぜな なつこ)/松波めぐみ(まつなみ めぐみ)

【視聴環境につきまして】
  • Zoomのウェビナーで視聴いただきます。インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットがあれば、ご利用いただけます。
  • 配信のURLとご案内は、開催日の2日前までに、順次メールでお送りいたします。
*ご不明な点がございましたら、下記ページのお問い合わせフォームからご記入いただく
 か、お電話にて担当者までお問い合わせください。
 https://gendaishokanshop.stores.jp/items/606fe88ebaeb3a55adfede40
 株式会社現代書館:03-3221-1321

3)第2回検証シンポジウム「関西生コン事件のこれからを考える」

https://www.rentai-union.com/head_line/2021/3/26/index.html

<第1部>刑事裁判一審判決と労委事件の現状を検証する
 大阪1次・2次事件判決(宮里邦雄弁護士)
 加茂生コン第1事件(吉田美喜夫立命館大名誉教授)
 労委事件の現状(関西生コン弁護団)

<第2部>パネル討論
竹信三恵子・佐高信(大阪会場のみ)・鈴木剛・進行:海渡雄一弁護士

日時:4月17日(土)13:00受付13:30~16:30
会場:東京会場 連合会館2階
千代田区神田駿河台3-2-11 TEL:03-3253-1771

日時:4月18日(日)13:00受付13:30~16:30
会場:大阪会場 労働館4F
大阪市西区川口3-4-2 TEL:06-6583-6200
地図:http://gakudou-kan.com/access.html#d1

参加費:500円
主催:関西生コンを支援する会
連絡:03-5289-8222「フォーラム平和・人権・環境」気付

4)4・24〔サイサ〕阪神教育闘争73周年記念集会「朝鮮学校閉鎖令とは何だったのか」会場& オンライン(Zoom)

案内→http://www17.plala.or.jp/kyodo/
チラシ→http://www17.plala.or.jp/kyodo/20210424-2.pdf

5)戦後日本のレイシズムと朝鮮学校差別
「4・24阪神教育闘争」を記念して

日時:4月24日(土)開場14:30 15:00~17:00
場所:スペースたんぽぽ(千代田区神田三崎町3-1-1 高橋セーフビル1階)
お話:梁 英聖(リャン ヨンソン)さん
主催:たんぽぽ舎
参加費:800円
電話:03-3238-9035
ファクス:03-3238-0797

6)4・24〔サイサ〕阪神教育闘争73周年記念集会
「朝鮮学校閉鎖令とは何だったのか」会場& オンライン(Zoom)

案内→http://www17.plala.or.jp/kyodo/
チラシ→http://www17.plala.or.jp/kyodo/20210424-2.pdf

日時:4月24日(土)15:00~17:30(受付14:30)
形式:会場&オンライン(Zoom)
会場:KCC会館(在日韓国基督教会館)5階
    〒544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2丁目6-10
    地下鉄「今里駅」2出口から徒歩約10分
    近鉄線「今里駅」出口から徒歩約13分
    地図→https://loco.yahoo.co.jp/place/g-ssrWOq0St4U/map/
講演:板垣竜太さん「継続する朝鮮学校閉鎖令に抗するために」
証言:裵永愛(ペ・ヨンエ)さん
会場資料代:500円 ≪学生無料≫
主催:民族教育ネットワーク
連絡先:090-3944-6397(李)

板垣竜太さん
 同志社大学社会学部教授。
 朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)共同代表。
裵永愛(ペ・ヨンエ)さん
 学校閉鎖の体験者。愛知県在住。コリアン文化サークル代表。


  • オンライン(Zoom)と会場参加の方法を取りますが、申込制とします。
    申込み先メールアドレス:leekyn21@gmail.com
  • オンライン参加をご希望の方はE-mail でお申込みの上、参加費(500円)をお支払いください。【郵便振替 00900-8-68725】
  • コロナの感染状況によっては、オンラインのみになることもあります。必ず参加申し込みをしてください。

7)<要申込み>PARCオンライン講座『時代・社会を問い続ける者たち』第2回
「いのちの尊厳をバトンするために」安積遊歩さん(Zoom)

案内→http://www.parc-jp.org/freeschool/event/2021open1.html



 参加費は各回1,000円で、どなたでも1回からご参加いただけます。
 各講座ページからそれぞれお申し込みください。

日時:4月30日(金)19:00~21:00
講師:安積遊歩(あさか・ゆうほ)さん(ピア・カウンセラー/日本熊森協会 顧問
   /全国障害者在宅生活支援事業者連絡会 顧問)
 骨が脆いという身体を持って40歳で同じ身体の特徴を持つ娘を出産。
 優生思想と戦い続け、障害を持つ人のみならず、動物を含むあらゆる命の尊厳の回復と解放を志向する。
 主著:『癒しのセクシートリップ―わたしは車イスの私が好き』太郎次郎社エディタス 1993/『多様性のレッスン―車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A』(共著)ミツイパブリッシング 2019
 参考文献:スナウラ・テイラー著、今津有梨訳『荷を引く獣たち』洛北出版 2020
⇒お申し込みページ


  • 開催方法:オンライン(zoomを予定)
  • 参加費:各回1,000円

  • どなたでも単発でご参加いただけます。
  • 詳しい参加方法は、お申し込み・入金確認ができた方に、各開催日2日前までにご案内いたします。
  • 25歳以下の方、生活困窮者の方は無料でご受講いただけます。ご希望の方はPARC事務局(office@parc-jp.org)までご連絡ください。
定員:各回100名(先着順)
お問合せ:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)自由学校
 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
 TEL:03-5290-3455 FAX:03-5290-3453
 E-MAIL:office@parc-jp.org

2.ヘイト街宣・デモ警報

★★ カウンター行動(抗議行動)される際は十分お気をつけ下さい。 ★★
★★ 経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。 ★★
★★ 無告知のヘイト街宣にご注意ください。 ★★

1)「朝鮮総連本部をさら地にする会」街宣

日時:4月15日(木)
  • 13:00~13:40 市ヶ谷駅前交番付近
  • 14:00~15:00 朝鮮総連中央本部前
主催:朝鮮総連本部をさら地にする会

2)一陽会街宣

日時:4月17日(土)時間不明
場所:伊勢崎市
「移民反対」をかかげての街宣のようですが詳細不明です。

3)朝日新聞糾弾・赤報隊一億人デモ

日時:5月3日(月・休日)時間・場所等詳細不明。
主催:新妻舞美

#ヘイト行動情報
 もし街中で見かけたら、このタグをつけてツイートしてください。以下の情報があるとわかりやすいです。
  • 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
  • 人数がわかる全景写真
  • 団体がわかる幟や弾幕の写真
  • 弁士の顔写真

3.新聞・雑誌記事・Webより

1)SNS上の殺害予告、警察の照会を黙殺する運営会社

isMedia 3月28日

 ドイツでは2017年に「ネットワーク執行法」が施行されていて、偽情報や中傷、ヘイトスピーチ、犯罪行為への煽動などの違法投稿は、SNS事業者に削除もしくはアクセスブロックが義務付けられている。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64682

2)仏でアジア人差別に対する裁判開始

Japan In-depth 3月28日

 フランスでは、新型コロナウイルスの流行が始まった時期から外国人に対する人種差別が増加している。
https://japan-indepth.jp/?p=58251

3)(フォーラム)差別をなくしたい:1 当事者の経験から

朝日新聞 3月28日

 森喜朗元首相による女性蔑視発言や新型コロナウイルス感染者らを排除する動き、人種差別に抗議する米国のブラック・ライブズ・マター運動など、差別の話題を耳にする機会が増えています
https://www.asahi.com/articles/DA3S14850439.html

4)「アジア系女性」にアメリカの「差別の攻撃性」が向かう理由

isMedia 4月1日

 今月3月16日にアトランタの複数のマッサージ店で起きた銃撃事件は、被害者8人のうち6人が韓国系または中国系の女性ということもあり、米国在住のアジア系の間では大いに緊張感が高まっている。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81735?imp=0

5)「ニュース女子」訴訟、辛淑玉さんらが証言台に 悪質「ヘイト」の実態とは

週刊金曜日 4月2日

 尋問中には「ドイツでもDHCのCMに悩まされた」との体験を語っていたが、海外でもDHCの広告や番組、差別的な言説がネットを通じて日常的に目に飛び込んでくる状況だったという。
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2021/04/02/antena-936/2/

6)川崎市がヘイト罰則条例啓発強化 「日本人差別の条例」否定

神奈川新聞 4月3日

 川崎市はあらゆる差別を禁止し、外国にルーツのある人たちに対するヘイトスピーチに刑事罰を科す「市差別のない人権尊重のまちづくり条例」に関する啓発の取り組みを強化した。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-455332.html

7)(フォーラム)差別をなくしたい:2 現場から

朝日新聞 4月4日

 日本社会で外国人が最初に感じる差別は「住まい」と言われます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14859381.html

8)ヘイト街宣に市民抗議 川崎駅前で横断幕「デマの演説だと」

神奈川新聞 4月5日

 川崎市内で在日外国人の迫害を繰り返すヘイト団体「日の丸街宣倶楽部」が4日、JR川崎駅前でヘイト街宣を行った。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-456815.html#menu-float01

9)やまぬヘイト「国は対策を」 弁護士やNGO 声明相次ぐ 川崎市へも一層の取り組み求める

東京新聞 4月6日

 川崎市の多文化交流施設「ふれあい館」(川崎区)に在日コリアンを脅迫する文書が届いた事件を受け、弁護士や研究者でつくる団体が国にヘイトクライム(差別的動機による犯罪)対策を求める声明を出した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/96043

10)差別脅迫事件許さず 川崎市ふれあい館・青丘社が非難表明

神奈川新聞 4月8日

 川崎市の多文化共生施設「市ふれあい館」の崔江以子(チェカンイヂャ)館長宛てに差別脅迫文書が送りつけられたヘイトクライムを巡り、同館の運営を市から委託されている社会福祉法人青丘社は7日、事件を非難する声明を発表した。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-461032.html

4.編集後記

 先日NHKの朝の番組で、DHC会長の差別書き込みとそれへの抗議活動、フジ住宅の在日韓国人社員の裁判などが取り上げられました。よい情報でした。しかし未だにDHC会長の差別発言は削除されるどころか、更にエスカレートした差別発言がネット上に書き込まれました。DHC製品の不買にご協力を!店舗でDHCを見かけるたびに説明とともに商品を置かないで、とお願いしています。(お)

のりこえねっと通信255号 2021年4月14日発行

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