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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■ のりこえねっと通信 0263号 2021年8月11日発行
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★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.jp]よりお送りしております。
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
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辛淑玉のりこえねっと共同代表がDHCテレビと長谷川幸洋を相手取っての名誉毀損裁判 第11回が、9月1日午前10時より東京地裁103号法定で開かれ判決が言い渡されます。
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判決後、代理人弁護士による記者会見、当日夕にはオンラインで報告集会を行う予定です。傍聴の詳細など、追ってお知らせします。また、のりこえTwitterかフェイスブックもご覧ください。3年越しの裁判がいよいよ判決!当日は多くの方の傍聴ご参加をお待ちします。
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- のりこえねっとTV のお知らせ
- 反レイシズム情報
- ヘイト街宣・デモ警報
- 新聞・雑誌記事・Webより
- 編集後記
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1.のりこえねっとTVのおしらせ
1)のりこえ部活動 第3回 「のりこえサッカー部『ピエリアンアウン』」
スポーツや芸能、芸術の分野で反差別や反レイシズムまたは、平和を希求した人たちに焦点をあてて新しい事実を掘り起こしていきます。
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第3回のりこえサッカー部は、国軍の独裁に命懸けで抵抗を示したミャンマー代表ゴールキーパーの、ピャエ・リアン・アウンさんをお伝えします。
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◆ピャエ・リアン・アウン:ミャンマー代表/ゴールキーパー
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- サッカーワールドカップ(W杯)アジア2次予選に参加するため、来日。クーデターで権力を握った国軍が支配するミャンマーに帰国することを拒否し、6月17日 日本政府に関西空港で保護を求めた。 ピャエ・リアン・アウン選手は日本対ミャンマーの試合で、国軍への抵抗の意思を示す「3本指」を掲げた。
◆木村 元彦(きむらゆきひこ):ノンフィクションライター。
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◆辛淑玉(Shin Sugok):のりこえねっと共同代表/人材育成コンサルタント
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2)フジ住宅裁判が問いかけるもの/ニュース解説【そこが知りたい】#1 安田浩一
フジ住宅裁判が問いかけるもの ヘイト企業がのさばる日本社会
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従軍慰安婦などの歪んだ歴史認識や侮辱した雑誌記事などを社内に配布する行為等、安田浩一が解説します。
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【出演】 ◆安田浩一(やすだ・こういち): ジャーナリスト。1964年生まれ、静岡県出身。 「週刊宝石」(光文社)、「サンデー毎日」(毎日新聞社)記者を経て2001年よりフリーに。 労働問題、差別、人権問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。 『ルポ 外国人『隷属』労働者』(G2vol.17)では第46回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。 「愛国という名の亡国」(河出書房)「団地と移民課題最先端「空間」の闘い」(KADOKAWA)「右翼」の戦後史 (講談社現代新書)、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社)、『ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』(文藝春秋)、『ネット私刑(リンチ)』 (扶桑社)、「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」(朝日新聞出版)など著書多数。
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2.反レイシズム情報
★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
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1)≪Peatixにて8/13までに申込み≫オンラインセミナー「金学順さん公開証言から30年 8.14日本軍『慰安婦』メモリアル・デー 被害者から人権活動家へ ~サバイバーたちの30年、問われる日本」
1991年8月14日に金学順さんが「慰安婦」被害者として名乗り出てから、今年で30年。「もう終わった問題」だと事実の隠蔽に走る日本政府、外交問題としてしか捉えないメディア。そんな日本で私たちは、勇気を奮って立ち上がり、活動する中で人権運動家になっていったサバイバーたちの姿を伝えたいと思います。それが、二度と同じような被害者を出さないで欲しいと私たちに言い残したサバイバーたちの闘いに報いることだと思うからです。
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*申し込まれた方は、期間限定で事後的に録画がご覧になれます。
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- 「30年の道のりで人権運動家になったサバイバーたち」/尹美香さん(韓国国会議員、正義連前代表)
- 「日本軍「慰安婦」運動から#Me Tooまで」/北原みのりさん(作家)
- 柴﨑温子さん(フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会)
- 仁藤夢乃さん(一般社団法人Colabo代表)
- 石田凌太さん(学生、キボタネ運営委員)
- 田中雅子さん(上智大学教授)
- 学生さんはPeatixの「無料」のところから参加申込みをしてください。
申込み締切:8月13日(金)24時〈厳守ください。締め切り以降は、お受けできません〉
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- 参加申込みと入金方法について:原則として、メールでのお申し込みはできません。Peatixを使ってのお申し込み、入金にご協力ください。
- 今回はじめてPeatixを使われる方はまずは登録をお願いします。Peatixでは、クレジットカード支払い、コンビニ払い、paypal、銀行振り込みなどができます。振り込み手数料は参加費に含まれ、主催者が負担します。
- 入金を完了されたみなさまのメールアドレスに、ZOOMウェビナーのリンクとパスワードをお送りします。
- オンライン・セミナー前に必ずZOOMにリンクしていただき、ZOOMへの登録と、ご自身のお持ちのパソコンやスマホでの視聴の確認を行ってください
- ZOOMについてのご質問には対応出来かねますので、ご了承ください。
- 視聴者の方々のお名前、顔は映し出されません。安心してご参加ください。
2)≪要申し込み≫在日連続講座 第2回「在日コリアンのアイデンティティ-私たちにとって民族とは-」
日時:8月21日(土)14:00~16:00 形式:会場&オンライン 会場:高麗博物館
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講演:「在日コリアンのアイデンティティ-私たちにとって民族とは-」 講師:鄭剛憲(チョン・ガンホン)さん 主催:高麗博物館 申込み:要 ※参加申込み→https://kouraihakubutsukan.org/sanka-online/ 鄭剛憲(チョン・ガンホン)さん
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- 1954年横浜生まれ。
- 1960年秋から翌年3月までソウルで過ごす。
- 早稲田大学卒業後、国籍ゆえに就職先がなく、やむなく在日韓国人が経営する零細企業で貸金業や不動産業に携わる。
- 2014年から7年間文化センター・アリラン事務局員。
3)連続セミナー「システム・チェンジを考える」―気候危機とコロナ危機を乗り越えるために―第2回】「コロナ禍で深刻化する貧困・格差(2)―ジェンダー編」
コロナ禍の休業要請や自粛はとくに女性に大きな負担がかかり、生活困窮者にも女性が増えたと言います。ジャーナリストとして活動する中でジェンダーの問題に向き合い、コロナ禍の女性支援の活動もされている松元千枝さんとともに、女性への影響やその構造、支援のあり方を考えます。
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日時:8月21日(土)15:30~17:00 形式:オンライン(Zoom) 登録:
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ゲスト:松元千枝さん FoEJapanからの話題提供:
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- ジャスト・フェミニスト・トランジションとは/深草亜悠美(国際環境NGO FoE Japan)
問合せ先:国際環境NGO FoE Japan E-mail:info@foejapan.org
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4)第154回市民憲法講座「ミャンマー危機を考える:正統性と実効支配の断絶、日本の責任」
お話:根本敬さん(上智大学総合グローバル学部教授)
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- 開催にあたっては感染拡大を防ぐため、最大限「三密」を回避する措置をとって取り組みます。
- マスク着用にご協力下さい。
5)wam第17回特別展「天皇の戦争責任・忘却に抗する声~女性国際戦犯法廷から20年~」(開催中)
20年前〔2000年〕の12月12日、東京で女性国際戦犯法廷の「判決の概要」が言い渡され、天皇裕仁の有罪と日本の国家責任を認定しました。
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そして、その翌年〔2001年〕の12月4日にオランダのハーグで「最終判決」が言い渡されました。wamでは、今日から女性国際戦犯法廷から20年にちなんで、第17回特別展をスタートします。会期は2021年の12月4日まで。
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今回は「ナヌムの家」にご協力いただいて、姜徳景さんの代表的な絵である「責任者を処罰せよ」「奪われた純情」の原寸大のレプリカも制作しています。
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法廷から5年後に開館したwamの最初の特別展は「女性国際戦犯法廷のすべて」展でした。10周年、20周年と、法廷に焦点をあてた3回目の特別展となります。
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会期:2020年12月12日(土)~2021年12月4日(土)
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エントランス:姜徳景(カン・ドッキョン)さんの生涯と作品
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- 「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」をふりかえる~各国検事団の起訴と審理、最終判決、その後
- NHK番組改ざん事件と日本社会の右傾化
- 年表
- 天皇の戦争責任と民衆
- 忘却と抵抗の声
- 戦争/軍隊の性暴力:不処罰と闘う女性たち~兵士と責任者の刑事責任を問う代も続く紛争下の女性に対する犯罪」国際公聴会とその後
会場:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
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- 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F
- JR「高田馬場駅」から徒歩20分/高田馬場駅からバス12分(「学02 早大正門行き」で『西早稲田』下車徒歩2分)
- 地下鉄東西線「早稲田駅」から徒歩5分
- 地下鉄副都心線「西早稲田駅」2番出口から10分
- アクセス:https://wam-peace.org/about/access
- Web:https://wam-peace.org/
入館料:18歳以上:500円/18歳未満:300円/小学生以下無料
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3.ヘイト街宣・デモ警報
★★ カウンター行動(抗議行動)される際は十分お気をつけ下さい。 ★★
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★★ 経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。 ★★
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★★ 無告知のヘイト街宣が増えています。十分ご注意ください。 ★★
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1) 日の丸街宣倶楽部街宣
- ※ますます早くなる開始時間ですが、ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワークは午前9時から抗議チラシ撒き・スタンディングを開始とのこと。どうぞご参加ください。
- ※川崎駅前読書会は中止とのことです。
2) 九段下街宣 中村和弘(日本第一党)
★8月初旬、町田市で、日本第一党と日の丸街宣倶楽部のチラシがポストに投げ込まれていた事例が報告されています。
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自宅にヘイトチラシが投げ込まれたら即廃棄! その前に、自治体の人権課や法務局に通報してください。マンションの管理組合が代表して警察に通報した例もあります。
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見かけたら#ヘイトパトロール、#ヘイト行動情報 のタグを付けてツイートしてください。以下の情報があるとわかりやすいです。
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4.新聞・雑誌記事・Webより
1)平塚市と松田町 DHCと協定解除
化粧品会社ディーエイチシー(DHC)がホームページに吉田嘉明会長名で在日コリアンを差別する文章を掲載していた問題で、平塚市と松田町は、同社との連携協定を解除した。
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2)差別文書問題 行方市、DHCの協定事業凍結 見解公表なければ解消も
化粧品会社ディーエイチシー(DHC)が在日コリアンらに対する差別文書を吉田嘉明会長名で公式オンラインショップに掲載していた問題で、同社と包括連携協定を結ぶ行方市は二十七日、同社が公式見解の外部公表を拒否しているとして、協定に基づく事業展開を凍結すると発表した。
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3)「誰もそのことを疑問に思わなかった」勝間和代が指摘する、受験や社会に潜む“無意識の差別”とは?
共学の私立中学校は、女子の募集人数が少なかったり、男子に比べ合格最低点が高かったりと、女子受験生が不利な状況に置かれている学校が少なくない。
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4)人種差別発言のドイツ自転車コーチ、帰国を命じられる 東京五輪
28日に行われた東京オリンピック(五輪)自転車競技の男子タイムトライアルで、ドイツ代表チームのコーチを務めるパトリック・モスター氏が人種差別的な発言をする場面があり、同氏は帰国を命じられた。
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5)「ノーと言うパワーの素晴らしさ」「差別をはねのけた」…賛否両論の大坂なおみらの行動が、米国で好意的に報じられたワケ
大坂なおみ選手が東京オリンピックのテニス女子シングルス3回戦で敗退した日に、徳間書店の業務委託編集者が匿名の個人アカウントにて大坂選手を誹謗中傷するツイートを行った。
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6)サッカー・イングランド代表選手に差別的投稿、11人逮捕 英警察
英警察は6日までに、サッカーのイングランド代表選手を標的にしたソーシャルメディア上での人種差別的発言に関連して11人を逮捕した。
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7)女子バスケのオコエ桃仁花、オリンピックまでの道のり。人種平等の表明は「子供たちのため」
2020年6月。オコエ選手は、肌色の鉛筆や人種差別に抗議する写真をTwitterに投稿。
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5.編集後記
日々新型コロナ感染者数を更新する中、東京オリンピックが「無事」終了しました。「ニッポンすごい!」「メダル数最高」の連呼の中、開催を快く思っていなかった声はかき消され、感動物語で埋め尽くされた感。五輪にかかった膨大な資金と人的資源をコロナ対策に使っていたらと思わずにいられません。今からでもせめて、パラリンピックは中止にするべきでは?(お)
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のりこえねっと通信263号 2021年8月11日発行
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