|
|
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|
■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
|
■■■ のりこえねっと通信 0270号 2021年11月24日発行
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|
★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.jp]よりお送りしております。
|
賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
|
岩波書店「世界」の12月号に「『ニュース女子』事件とは何だったのか」と題して辛淑玉共同代表の記事が掲載されています。是非ご一読を。
|
未だに問題の番組はネット上で視聴可能だし、司会者だった長谷川氏はなんら反省もなく控訴しています。こころある皆様とともに、控訴審をたたかって参ります。
|
- 反レイシズム情報
- .ヘイト街宣・デモ警報
- 新聞・雑誌記事・Webより
- 編集後記
|
|
1.反レイシズム情報
★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
|
1)《要申し込み・オンライン》日本と朝鮮の友好を願う同志社大学日朝関係史講座 全8回(5回まで終了)
第6回:朝鮮通信使のみた近世日本秋学期日朝関係史講座のご案内の文化と生活
|
- 11月27日(土)12:00~ 講師:仲尾宏さん(京都芸術大学客員教授。在日コリアン人権研究センター理事長・(公財)世界人権問題研究所センター研究員)
- 12月11日(土)12:00~ 講師:高己蓮(コ・キリョン)さん(民族講師)(仮)
- 12月18日(土)12:00~ 講師:金貴粉(キン・キブン)さん(国立ハンセン病資料館学芸員)(仮)
日本と朝鮮半島の「境界」は歴史の中で変化してきました。「境界」とは互いを分断する分け目のことを指しますが、それは異質なものが溶け合う可能性を多分に秘めている場所でもあります。日本と朝鮮半島の種々の「境界」とそこに横たわる存在に触れることによって、過去だけではなく現在の課題も考察していきたく思います。今学期は日本と朝鮮の境界の問題である植民地主義をはじめ、その狭間で生きる在日朝鮮人の歴史・権利・アイデンティティ問題、近世・近代の朝鮮と日本の交わりと課題など多岐にわたるテーマをお送りしていきます。
|
スケジュール:毎週土曜日12:00配信開始(公開期限1週間)
|
※講演テーマと講師、日程に関しては変更する可能性があります。
|
※動画はセキュリティの関係上「限定公開」となりますので、受講を希望される方は下記の申込フォームにて配信前日(各週金曜日)までにご連絡ください。
|
2)「コロナ禍、貧困、格差-生きづらい世の中を本当の労働組合運動で変えよう!11・28東京集会」
関西生コン支部・元委員長の武建一さんの講演集会です。
|
日時:11月28日(日)13:00 開場/13:30~16:00 終了予定
|
- 武建一さん「関生支部大弾圧の中で何が起こったのか -関生再生への決意-」
- 木下武男さん「本当の労働組合とは何か-関生産別労働運動の意義-」他
主催:労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・東京
|
3)第23回朝鮮文化とふれあうつどい「在日朝鮮・韓国の人々への差別と迫害を許さず、人間としての良心を失わないために。」
フリーマーケット(出店者募集中、素人限定100店)
|
模擬店:朝鮮料理のコーナー、テコンドーの演武、お楽しみ抽選会など
|
在日一世と家族の肖像写真展 @府中公園円形ステージ
|
特別ライブ 13:00~14:00 @野外ステージ 友情出演:POE(朴保ぱくぽー)、李政美(いぢょんみ)
|
※小雨決行(小雨の場合、一世写真展は隣の中央文化センターにて開催します)
|
問い合わせ:TEL/FAX03-3321-6677 090-3085-7557 担当:松野哲二
|
4)第4弾フェミニズムのためのベーシック講座「<身近な世界>のフィールドワーク」全5回
『排外主義と在日コリアン』を執筆するうえでのデータとなった、身近な世界におけるフィールドワークの事例から、排外主義やマイノリティをとりまく現代日本社会のアレコレを批判的に考えていくとともに、フィールドワークや聞き取り調査の意義と課題についての学びを深める。
|
- 1974年岡山県岡山市生まれ。専門は社会学、現在、津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科准教授。
- 著書『ジモトを歩く』(御茶の水書房)、編著『サイレント・マジョリティとは誰か』(ナカニシヤ出版)、Cultural and SocialDivision in Contemporary Japan (Routledge)。
- <身近な世界>を調べる、記述すること 事例:在日コリアン
第2回:11月29日(月) 19:00~21:00
|
- 失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(1)事例:防犯パトロールボランティア団体
- 失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(2)事例:ホームレスの人びと
第4回:12月13日(月) 19:00~21:00
|
- 追跡調査からフィールドを描きなおす 事例:在日コリアン
第5回:12月20日(月) 19:00~21:00
|
- フィールドワークとコラボレーション 事例:川崎の在日コリアン・ラッパーFUNI
※お申し込み時点で終わっている回は、アーカイブ(後から配信)でご覧いただけます。
|
主催:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール
|
5)《要申し込み11/26まで》「広島市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定を求めるネットワーク結成記念集会
第1部 講演:15:00~16:30 「ヘイトスピーチを無くすために」/講師:師岡康子弁護士
|
第2部 報告:16:45~17:30 「広島の差別の現状」
|
日時:12月04日(土)開場:14:40/ 開演:15:00~17:40
|
場所:西区民文化センター大ホール(広島市西区横川新町6-1) &オンライン配信ZOOM
|
主催:「広島市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定を求めるネットワーク事務局
|
6)「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定2周年記念集会
内容:主催者挨拶(関田寛雄)/基調報告(NW事務局より)/裁判闘争報告/リレートーク(川崎のハルモニたち・阿部岳・反差別相模原NW田中事務局長・読書会木村夏樹)ほか
|
主催:ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク
|
|
|
2.ヘイト街宣・デモ警報
★★ カウンター行動(抗議行動)される際は十分お気をつけ下さい。 ★★
|
★★ 経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。 ★★
|
★★ 無告知のヘイト街宣が増えています。十分ご注意ください。 ★★
|
1)北京五輪反対デモ
日時:12月5日(日)11:30 集合/12:00 デモ出発
|
場所:常磐公園(中央区日本橋本石町4-4-3)三越前駅より4分
|
2)反創価・反公明デモ行進
主催:渡辺臥龍(昇) 政教分離を求める会(代表:有門大輔)
|
3)日の丸街宣楽部街宣
ここ数日にわたって東京都武蔵野市の外国人も投票が可能になる「住民投票条例」案を巡って、市庁前などで連日ヘイトスピーチが繰り返されています。充分お気をつけください。
|
見かけたら #ヘイトパトロール、#ヘイト行動情報 のタグを付けてツイートしてください。以下の情報があるとわかりやすいです。
|
- 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
- 人数がわかる全景写真
- 団体がわかる幟や弾幕の写真
- 弁士の顔写真
|
|
3.新聞・雑誌記事・Webより
1)<差別なき社会へ>日本の外国人政策、問う 川崎市内でシンポ 「反差別実践 多数派の責任」
やまないヘイトスピーチ、高校無償化からの朝鮮学校排除、劣悪な入管収容など、外国にルーツがある人たちが人として扱われていないとして、「日本の『外国人』政策を検証する?多民族多文化共生社会をめざして」と題し、現状を問い直すシンポジウムが十三日、川崎市内で開かれた。
|
2)浜松市が差別解消の条例制定へきょうから意見募集
浜松市は、性的マイノリティへの偏見や国籍や人種などによる差別をなくそうと、多様性を認め合う社会作りを推進する条例の制定に向けて、市民からの意見公募を15日に開始します。
|
3)相模大野で差別街宣再び 川崎の規制条例にデマで「反対」
川崎市や相模原市で外国人排斥を繰り返す差別者集団「日の丸街宣倶楽部」が14日、小田急線相模大野駅前でヘイト街宣を行った。
|
4)相模原にヘイト規制なぜ必要(上) 川崎モデル ベースに
相模原市でヘイトスピーチ規制を含む人権条例の制定作業が進む。
|
5)相模原にヘイト規制なぜ必要(下) 規制と非規制の施策を
ヘイトスピーチ規制を含む人権条例の制定に向けて、相模原市人権施策審議会で審議が続いている。
|
6)「日本国は我々のもの」「帰れ」とブログ書き込み 在日女性が40代男性をヘイトと提訴
訴えを起こしたのは、川崎に暮らす在日コリアン3世の崔江以子(チェ・カンイジャ)さん。
|
7)社内で「民族差別」文書配布、二審もフジ住宅敗訴 原告女性「判決を受け止めて」
特定の民族を貶める文書を社内配布するのは違法だとして、「フジ住宅」(大阪府岸和田市)につとめる在日コリアンの女性が、同社と会長を相手取り、損害賠償などを求めた裁判の控訴審判決が11月18日、大阪高裁であった。
|
|
|
4.編集後記
長年沖縄の辺野古基地問題、差別・ヘイトの問題に正面から切り込んできた沖縄タイムスの阿部岳記者が、石井孝明氏からのツイッター上での誹謗中傷・デマを名誉毀損であるとして提訴すると発表しました。石井孝明さんという方は、今までものりこえの辛淑玉共同代表をはじめ何人もの人に訴えられて負けているのに、何も学ばず、何も反省していないということがわかります。あわれで気の毒としか言いようがありません。阿部記者の奮闘を支援したいと思います。(お)
|
|
|
のりこえねっと通信270号 2021年11月24日発行
東京都中野区新井2-7-12 エントピア中野25号室
|
(C) のりこえねっとAll rights reserved.
|
|
|
★メールアドレスのご変更、配信停止、お問い合わせ等は下記フォームよりご連絡下さい。
|
|
|
|