|
|
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|
■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
|
■■■ のりこえねっと通信 0316号 2023年10月11日発行
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|
賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
|
10月8日日曜日、日本第一党による「反移民」の集会・デモが全国数カ所で行われたようです。が、その内、埼玉県川口市では大勢の市民のカウンター行動により、見事に行動が中止に追い込まれました。
|
しかし、日本第一党側は性懲りもなく10月22日に再び「リベンジ」と称して再び集会をやろうとしています。
|
先月9月1日にも、市民有志らが、都内横網町公園での関東大震災犠牲者慰霊集会を騙るレイシストらの行動を中止に追い込んでいます。
|
差別とレイシズムを煽る声はどこにもあってはなりません。
|
- のりこえねっとニュース
- 反レイシズム市民講座
- 反レイシズム 集会・イベント情報
- ヘイト街宣・デモ情報
- 記事情報
- 編集後記
|
|
1.「のりこえねっとニュース」のお知らせ
『ソフトな歴史修正主義の時代』キャスター:金正則さん
|
関東大震災の「虐殺」をなかったものにしたい潮流のなかで、震災100年目にあたる2023年9月の政治家、遺族、メディアなどの動きを見つめました。
|
小泉法相の「差別は絶対にあってはならない」発言、小野寺東京外国語大学准教授の『ソフトな歴史修正主義の時代』との指摘から、差別許容者と歴史修正主義者の共通問題を探ります。
|
|
|
2.反レイシズム市民講座
「差別」とは何か、「レイシズム」とは何か。どこで学べばいいのか。
|
のりこえねっと共同代表がそれぞれの分野で「反レイシズム」を発信します。
|
●[基礎講座]20分でわかるヘイトスピーチ:反レイシズム市民講座
|
B「歴史の中のヘイト(世界編)」 講師:前田朗さん
|
差別は社会を壊す。ヘイトは人を傷つけ、民主主義を壊す。ヘイト・スピーチを刑事規制するのは、人間が人間であるための必須条件。
|
人として認められる権利と人間の尊厳を尊重し、ふつうの社会を作るための最低条件を説くヘイト問題基礎講座です。
|
B「歴史の中のヘイト(世界編)全10回」B-8まで配信済みです。あらたに、B-9「アフガニスタンの悲劇」、 B-10「ヘイトの現代史」をご紹介します。どうぞ御覧ください。
|
歴史の中のヘイト(世界編) B-9「アフガニスタンの悲劇」
|
歴史の中のヘイト(世界編) B-10「ヘイトの現代史」
|
|
|
3.反レイシズム集会イベント情報
1)ベーシック講座 第5弾 「2020年代のヘイトスピーチとの闘い方ー身近なハラスメントから社会変革まで」全5回
- 第1回と第5回はハイブリッド
- 第2~4回はオンライン(後から配信あり)
- 途中からの参加でもすでに終わった回は、「後から配信」をご覧いただけます。
- 第1回(終了) 9月15日(金)19:00〜21:00 「ヘイトスピーチ問題の見取り図」
- 第2回(終了) 9月29日(金)19:00〜21:00 「ネット上のヘイトと闘う」
- 第3回 10月13日(金)19:00〜21:00 「レイシャルハラスメントと闘う」
- 第4回 10月27日(金)19:00〜21:00 「ヘイトスピーチの悪用と闘う」
- 第5回 11月10日(金)19:00〜21:00 「表現の自由の悪用と闘う」
「 ヘイトスピーチ」という言葉が日本で広く使われるようになって、ちょうど10年が過ぎました。当初問題の中心だった在特会など露骨な排外主義団体のデモや街宣こそある程度抑え込まれてきていますが、そうした活動の出発点となったネット上のヘイト、あるいはより直接的なレイシャルハラスメントの被害は、現在も日々繰り返されています。しかもそうした被害は、ヘイトスピーチや表現の自由の概念が悪用される中で、矮小化されたり、なかったことにされたりしてきました。この講座ではこうした状況をふまえて、2020年代現在のヘイトスピーチとの闘い方を、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
|
- 1976年名古屋生まれ。大阪公立大学経済学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門は社会学、社会思想、多文化社会論。現在の関心はヘイトスピーチやレイシズム、排外主義の問題。
お申込み:https://b5fz2023.peatix.com
|
お問い合わせ:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール
|
メール:femizemi2017@gmail.com
|
HPアドレス https://femizemi.org/
|
寄付サイトSyncable https://syncable.biz/associate/femizemi/
|
2) 《要申込み》(特に若者歓迎)関東大震災「朝鮮人虐殺」:100年前に何が起きたか(日韓みらい学習会#2)
案内→https://twitter.com/kouraihaku/status/1703607273833242908
|
https://www.acc21.org/2023gakushukai1013/
|
https://nikkanngakushuka-20231013.peatix.com/
|
当初9月8日の予定でしたが、台風のために10月13日に延期になりました。
|
日時:10月13日(金)18:00~20:00(開場17:50)
|
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-12-1 第二韓国広場ビル 7階
|
地下鉄大江戸線・副都心線「東新宿駅」A1出口 徒歩4分
|
地図→https://kouraihakubutsukan.org/access/
|
主な対象:高校生、大学生、大学院生、20~30代の社会人を特に歓迎
|
参加費:400円(当日、会場でお支払いいただきます)
|
※終了後、希望者はコリアンタウンの韓国料理店で食事をしながら歓談予定
|
お申込み方法:Peatixにてお申し込みください。
|
→https://nikkanngakushuka-20231013.peatix.com/
|
3)2023統一マダン東京
朝鮮半島の統一、民族の和解、平和なアジア、差別のない社会をめざして開催されてきた「統一マダン」。
|
第29回統一マダン東京は、10月15日(日)午後2時から、荒川区の真土小思い出広場で開催されます。
|
舞台での文化公演や会場内での出店など、楽しい企画を準備しています。
|
場所:真土小思い出広場(荒川区西日暮里1-5、JR常磐線「三河島駅」下車)
|
問い合わせ:080-6510-1973(担当:キム)
|
4)人権の21世紀をつくる文化の集い2023~女性の権利は人権に含まれているか?
お話:上野千鶴子さん(社会学者・東京大学名誉教授)
|
日時:10月20日(金)18:00開場 18:30開演
|
場所:きゅりあん(品川区立総合区民会館)1階 小ホール
|
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1
|
JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」から徒歩約2分
|
地図→https://tinyurl.com/bp69jzfw
|
主催:「人権の21世紀をつくる文化の集い」実行委員会
|
5)とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和 2023秋 関西のつどい
日時:10月21日(土)開場 13:30/開会 13:50
|
〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東3-14
|
地図→https://tinyurl.com/z8c72e48
|
- 布施祐仁さん(ジャーナリスト)「岸田大軍拡の本質を暴く」
- 山城博治さん(平和運動家)「とめよう!沖縄・南西諸島の軍事化」
主催:とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和 2023秋 関西のつどい実行委員会(大阪教組/大阪平和人権センター/しないさせない戦争協力関西ネットワーク/戦争をさせない1000人委員会・大阪)
|
https://www.ne.jp/asahi/info/nowar/
|
連絡先:大阪教組/大阪平和人権センター(TEL 06-6351-0793)
|
しないさせない戦争協力関西ネットワーク(TEL 06-6364-0123 中北法律事務所気付)
|
6)《要予約》高麗博物館企画展「関東大震災100年」関連「In-Mates」上映と飯山由貴さんのお話「東京都による上映不許可問題」
案内→https://kouraihakubutsukan.org/event/kantooudaisinsai100nen/
|
→https://kouraihakubutsukan.org/wp-content/uploads/2023/06/kantoudaisinsai100tirasi.jpg
|
→https://kouraihakubutsukan.org/wp-content/uploads/2023/06/kantoudaisinsai100tirasi-ura-1.jpg
|
企画展「関東大震災100年隠蔽された朝鮮人虐殺」関連講演会
|
映画「In-Mates」の上映と飯山由貴さんのお話ー東京都人権部による上映不許可問題ー
|
要予約→https://kouraihakubutsukan.org/sanka-online/
|
7)《要申込》関東大震災〈朝鮮人・中国人虐殺〉100年(全6回)関東大震災<朝鮮人・中国人虐殺>100年を考える-私につながる歴史として認識し、克服するために-
第5回「100年後の今、関東大震災から考える」太田昌国さん×趙博さん
|
日本人の立場から太田昌国氏と、在日朝鮮人の立場から趙博氏(浪速の歌う巨人パギやん)の二人による総括的対談と提起を聴く。さらに参加者全体からの質疑応答を交え、全体的な討論を行う。
|
〒190-0023 東京都立川市柴崎町3丁目9-11
|
地図→https://loco.yahoo.co.jp/place/g-bdj1bIzm4VM/map/
|
受講料:1回 1,000円(会員・学生:800円、全6回前払:5,500円、会員:4,500円)
|
主催:一般社団法人市民の学習・活動・交流センター シビル
|
http://civiltachikawa.sakura.ne.jp/
|
連絡先:〒190-0023 東京都立川市柴崎町3-10-4
|
Email:civiltachikawa@yahoo.co.jp
|
問合せ・申込み:電話またはEメールで、シビル事務局へ。
|
事務局電話:042-524-9014/Eメール:civiltachikawa@yahoo.co.jp
|
☆お申込み後、郵便振替でご入金を。(口座番号・名義)00170-0-481827 シビル運営委員会
|
|
|
4.ヘイト街宣・デモ警報
1)「反移民デー」リベンジデモ 日本第一党
※10月8日に中止になったのが相当悔しかったご様子で😂、リベンジデモと称して懲りずにやるようです。お気をつけください。
|
2)日本第一党 デモ
日時:11月12日(日)集合 13:30/出発 14:00
|
★街宣などを見かけたら #ヘイトパトロール #ヘイト行動情報 のタグをつけて時間・場所をツイッターで流してください。偶然ヘイト被害にあってしまう人を減らせます。
|
|
|
5.新聞・雑誌記事・Webより
1)<書評>『関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から』佐藤冬樹 著
|
虐殺の背景には植民地支配が生んだ差別意識や抵抗運動への恐怖、警察による流言の拡大などがあったことはもはや常識だろう。
|
2)大阪市がヘイトスピーチ公表も動画削除されず団体名伏せる
市はこれまで計12件のヘイトスピーチを公表しているが、削除要請に応じられなかったケースは初めてという。
|
3)「外国人は助けられない」 不適切発言巡り、愛知県安城市が第三者委
日系ブラジル人の40代女性が愛知県安城市から生活保護の申請を一時拒否された問題で、市は事実確認と再発防止策を話しあう第三者委員会を設置した。
|
4)神奈川新聞記者の発言「違法な侮辱と言えず」 東京高裁で逆転勝訴
判決は、石橋記者の発言が名誉毀損(きそん)にあたるとして15万円の支払いを命じた一審・横浜地裁川崎支部判決を取り消し、佐久間氏の請求を棄却した。
|
5)ひろゆき氏「沖縄は親を寝たきりにして年金で暮らす」をファクトチェック 主張の前提3点は2点誤り1点不正確
沖縄についてデマやヘイトスピーチを繰り返すのは、そうしてもかまわない対象だという差別、蔑視が根底にあるから。
|
6)部落解放同盟に「皆殺し」脅迫文 容疑で34歳逮捕 /京都
部落解放同盟府連合会(京都市北区)に脅迫文を送って業務を妨害したとして、北署は、神戸市灘区の無職、綿谷英樹容疑者(34)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。
|
7)【ニュース PICK UP】“差別と闘う報道”―認められる 石橋学記者が逆転勝訴
差別がまかり通っていた社会から前進するということを、この判決で見いだせたと思う。
|
8)「人権侵犯」認定の杉田水脈氏 「謝罪した件」「ちゃんと仕事する」
自民党の杉田水脈衆院議員は5日、アイヌ民族らへの差別投稿で札幌法務局から「人権侵犯」を認定され、「啓発」を受けたことについて「謝罪している件なので」と朝日新聞の取材に語った。
|
9)「記者の発言は真実」 名誉毀損訴訟 高裁で逆転判決/神奈川
在日コリアンに関する言動を「悪質なデマ」と報道されるなどして名誉を傷つけられたとして、川崎市で政治活動をしていた男性が神奈川新聞の石橋学記者に計約280万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は4日、石橋記者の発言の一部を名誉毀損(きそん)と認めて15万円の賠償を命じた1審・横浜地裁川崎支部判決を取り消し、請求を棄却した。
|
10)松本人志さんや呂布カルマさん出演の「性」特番、NHKは起用の理由答えず「総合的に判断」
一部の出演者による性加害を容認するような過去のSNS発信などから、「性」をテーマとする番組への起用に批判や不安の声が上がっている。
|
|
|
6.編集後記
ハマスとイスラエルの軍事衝突が起きて千人以上の死傷者が出ています。「ハマス」もよく分からずイスラエルとパレスチナの両国の関係性もよく理解できていないが、ともかく双方大勢が亡くなっているのです。またもや殺戮が繰り返されるのは悲しいことです。1日も早く終わりにしてほしいと願います。(お)
|
|
|
のりこえねっと通信316号 2023年10月11日発行
mailmag@norikoenet.jp(配信専用)
|
東京都中野区新井2-7-12 エントピア中野25号室
|
公式サイト:https://norikoenet.jp/
|
Twitter:https://twitter.com/norikoenet
|
Facebook:https://www.facebook.com/norikoenet/
|
(C) のりこえねっとAll rights reserved.
|
|
|
★メールアドレスのご変更、配信停止、お問い合わせ等は下記フォームよりご連絡下さい。
|
https://norikoenet.jp/about_us/contact_us/
|
|
|
|