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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■ のりこえねっと通信 0327号 2024年3月27日発行
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
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桜の開花の声が聞こえてきています。いかがお過ごしですか。
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今月19日、神奈川県相模原市の「人権尊重のまちづくり条例」が、ヘイトスピーチの罰則規定などを望んだ答申骨抜きのまま市議会で可決されてしまいました。
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本日3月27日には、東京都三鷹市の人権条例が本会議で採決される予定です。こちらも粘り強い市民の活動による継続審議となりました。
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具体的な差別内容の明記、第三者機関の設置等の要求が盛り込まれた条例になりますように。
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- 反レイシズム市民講座
- 反レイシズム 集会・イベント情報
- ヘイト街宣・デモ情報
- 記事情報
- 編集後記
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1.反レイシズム市民講座
「差別」とは何か、「レイシズム」とは何か。どこで学べばいいのか。
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のりこえねっと共同代表がそれぞれの分野で「反レイシズム」を発信します。
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前田朗さんによる「20分でわかるヘイトスピーチ:反レイシズム市民講座」。
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差別は社会を壊す。ヘイトは人を傷つけ、民主主義を壊す。
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ヘイト・スピーチを刑事規制するのは、人間が人間であるための必須条件。
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人として認められる権利と人間の尊厳を尊重し、ふつうの社会を作るための最低条件を説くヘイト問題基礎講座です。
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E 差別撤廃のために(人種差別撤廃条約を読む)全18回のシリーズの配信が始まりました。
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- 人権の国際化―人間の尊厳と反差別
- 世界人権宣言の精神
- 人種差別撤廃条約とは
- 差別の定義(条約第1条)
- 国家の義務(条約第2条)
- アパルトヘイト禁止(条約第3条)
- ヘイト・スピーチ規制(条約第4条)
- 保護される自由と権利(条約第5条)
- 被害者救済(条約第6条)
- 人種差別との闘い(条約第7条)
(以上配信中)
- 人種差別撤廃委員会
- 一般的勧告とは何か
- 一般的勧告35(人種主義ヘイト・スピーチと闘う)
- 一般的勧告36(人種プロファイリングの防止)
- 日本政府への勧告(2001年)
- 日本政府への勧告(2010年)
- 日本政府への勧告(2014年)
- 日本政府への勧告(2018年)
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2.反レイシズム集会イベント情報
1)ヘイトスピーチ・複合差別を許さない、アイヌ民族の先住権を認めろ!3・28院内集会
国内人権機関の設置、包括的差別禁止法制定をかちとるぞ!
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「 "アイヌ" という言葉が初めて自分の身体に沁み込んだのは19歳のとき。化粧品会社のキャンペーンで北海道に行ったとき、タクシーの運転手が発した言葉だった。」
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日時:3月28日(木)17:00~19:30 16:30より入館証配布
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平和フォーラム藤本泰成代表/部落解放同盟中央本部/先住民族アイヌのいまを考える会 浅川肇顧問/他
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主催:先住民族アイヌの声実現!実行委員会(代表・多原良子)
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3.ヘイト街宣・デモ警報
1)日本のルールを守らない犯罪不逞外国人を強制送還せよ!新社会運動街宣in新宿
2)日本第一党 宮崎県本部 街宣
★街宣などを見かけたら #ヘイトパトロール #ヘイト行動情報 のタグをつけて時間・場所をツイッターで流してください。偶然ヘイト被害にあってしまう人を減らせます。
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4.新聞・雑誌記事・Webより
1)「差別に気付かないことが罪」同性婚訴訟を応援する元最高裁判事
同性婚が認められない現状を変えようと、元最高裁判事で弁護士の山浦善樹さん(77)が発信を始めている。
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2)「本土にいるからまだ大丈夫」なのか 沖縄在住30年の監督の問い
沖縄在住約30年の三上智恵監督は、島々の現実が本土に十分に伝わっていないことへの危機感を抱き、「圧殺されるのは沖縄の声だけではない」と訴える。
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3)在日コリアンへの脅迫事件で時効 「既存の法では救済されない」
「差別を動機とする犯罪というのはその匿名性からも解決まで時間がかかる。 既存の法では、差別による被害は救済されないんだということを今回の時効を迎えて分かりました」
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4)埼玉・川口でクルド人排斥のヘイト拡大 街宣に100人抗議「差別やめろ」
埼玉県川口市に多く暮らすクルド人を排斥するヘイトスピーチが拡大している問題で、卑劣な差別を断固許さない姿勢を市民が示した。
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5)「在日クルド人と共生を」 難民弁護団、異例の呼びかけ 「故郷で迫害の恐れ」大野知事らに文書
「一部のクルド人が罪を犯したからといって、クルド人全体を排斥するのは差別にほかならない」と危惧した。
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6)川崎の在日3世女性 差別投稿、刑事告訴へ 誹謗中傷やまず
多文化交流施設「川崎市ふれあい館」(川崎区)の館長で在日コリアン3世の崔江以子(チェカンイヂャ)さん(50)が18日、ネット上での自身への差別投稿について、侮辱の疑いで投稿者らを刑事告訴する方針を明らかにした。
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7)差別的な投稿で名誉を傷つけられた…川口のクルド人たちが石井孝明氏に慰謝料など500万円を求めて提訴
埼玉県川口市などに住むトルコなどの少数民族クルド人らが19日、交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)による差別的な投稿で名誉を傷つけられたとして、フリージャーナリスト石井孝明氏に慰謝料など500万円を求め、東京地裁に提訴したと発表した。
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8)在日クルド人「差別投稿」と提訴 フリージャーナリストに賠償請
SNSへの差別的投稿で名誉を傷つけられたとして、埼玉県や東京都のクルド人らが19日までに、フリージャーナリストの石井孝明氏に慰謝料など計500万円を求め東京地裁に提訴した。
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9)川口市・蕨市の「在日クルド人」に対する名誉毀損を問う訴訟が提起 SNSで増幅される「ヘイト」を訴える
「今、在日クルド人に対して行われていることは、事実か否かの検証がなされていない多くの投稿によって、在日クルド人と日本人の間の不信感と憎しみを徒に煽るものであり、無用なトラブルを生み出す危険があるため、提訴に至りました」(会見資料より)
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10)朝鮮人労働者の追悼碑、県が撤去した根拠は「後出し」だった? 議会も「全会一致」で採択したはずが…13年後に態度が一変
山本知事は歴史認識の問題ではないと否定する。しかし、結果的に、強制連行を「うそ」と主張する保守系団体や杉田水脈氏の強弁を追認してしまっているのではないか。
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11)危ぶまれた“クルド祭り”無事開催、「公園を貸すな」と電話が相次いでいた…共生に向け前進へ 迷惑行為した一部クルド人を挙げ、クルド人全体への批判増加、名誉を傷つけたとしてフリージャーナリストを提訴も
クルド人に対する風当たりは依然として強い。言葉や文化の壁を超え、一体となって踊った参加者らは「共生に向けて前進する1年にしたい」と抱負を語った。
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12)杉田水脈氏に人権侵犯されても「黙ってるわけにいかない」 多原良子さんが語るアイヌ女性への「複合差別」
先住民族であるアイヌ民族に対するヘイトスピーチがやまない。
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5.編集後記
- ここのところますます頻繁に来る迷惑メール。メーラーが「迷惑」Fileに振り分けてはくれるものの、すり抜けてくるものもあって開封に慎重にならざるを得ません。CCの宛先に50件以上のメールアドレスが並んでいたり、警視庁(!)から来たメールには、あんたのコドモの窃盗事件の賠償金をここに振り込んで、って、5行もの銀行口座が羅列されてたり。
これは単純におマヌケな詐欺師の仕業なのか、それとも、振り込め詐欺を逆手に取った、流行りのX(旧Twitter)に誘導する「インプ稼ぎ」の仕業なのか。案の定検索してXにたどり着いた自分は、まんまとインプ稼ぎに加担させられた気が今しています(ひ)。
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のりこえねっと通信327号 2024年3月27日発行
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