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■■■■■ -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
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■■■ のりこえねっと通信 0269号 2021年11月10日発行
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★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.jp]よりお送りしております。
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賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま
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DHC裁判控訴審の期日が来年2022年2月8日火曜日に決定しましたのでお知らせします。
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のりこえねっと共同代表辛淑玉が「ニュース女子」を制作したDHCテレビジョンと司会者の長谷川幸洋氏を提訴した名誉棄損裁判において、9月1日第1審で名誉棄損を認め (長谷川氏については双方棄却)550万円の賠償金で完全勝利しました。
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にもかかわらず、DHCテレビジョン側はいまだに謝罪も当該番組の削除もなく控訴しています。
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2022年2月8日(火)午前11時30分より東京高等裁判所(地裁と同所在地)にて。
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どうぞ、多くの皆様の傍聴ご参加とあつい支援をお願いいたします。
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- 反レイシズム情報
- ヘイト街宣・デモ警報
- 新聞・雑誌記事・Webより
- 編集後記
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1.反レイシズム情報
★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。
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1)《要申し込み・オンライン》日本と朝鮮の友好を願う同志社大学日朝関係史講座(全8回)
- 第四回:ウトロ平和祈念館の意義について
- 11月13日(土)12:00~ 講師:金秀煥(キム・スファン)さん (南山城同胞生活センター 代表)
- 第五回:日本を席巻した戦前の韓流ブーム
- 11月20日(土)12:00~ 講師:高祐二(コ・ウイ)さん 兵庫朝鮮関係研究会会員
日本と朝鮮半島の「境界」は歴史の中で変化してきました。「境界」とは互いを分断する分け目のことを指しますが、それは異質なものが溶け合う可能性を多分に秘めている場所でもあります。日本と朝鮮半島の種々の「境界」とそこに横たわる存在に触れることによって、過去だけではなく現在の課題も考察していきたく思います。今学期は日本と朝鮮の境界の問題である植民地主義をはじめ、その狭間で生きる在日朝鮮人の歴史・権利・アイデンティティ問題、近世・近代の朝鮮と日本の交わりと課題など多岐にわたるテーマをお送りしていきます。
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スケジュール:毎週土曜日12:00配信開始(公開期限1週間)
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※講演テーマと講師、日程に関しては変更する可能性があります。
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※動画はセキュリティの関係上「限定公開」となりますので、受講を希望される方は下記の申込フォームにて配信前日(各週金曜日)までにご連絡ください。
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- 第六回: 朝鮮通信使のみた近世日本秋学期日朝関係史講座のご案内の文化と生活
- 11月27日(土)12:00~ 講師:仲尾宏さん(京都芸術大学客員教授。在日コリアン人権研究センター理事長・(公財)世界人権問題研究所センター研究員)
- 第七回:百折不屈-こどもたちの未来のために
- 12月11日(土)12:00~ 講師:高己蓮(コ・キリョン)さん(民族講師)(仮)
- 第八回:在日朝鮮人とハンセン病(仮)
- 12月18日(土)12:00~ 講師:金貴粉(キン・キブン)さん(国立ハンセン病資料館学芸員)(仮)
2)《YouTube》第3回検証シンポジウム「ジャーナリズムの視点からみた関西生コン事件」
パネリスト:花田達朗(早稲田大名誉教授)/竹信三恵子(ジャーナリスト) /北健一(ジャーナリスト)
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3)《要申込み》ふくおか自由学校「社会を映し出す鏡 在日朝鮮人女性とジェンダー」
在日であり、女性ということで二重の困難を抱えてきた在日朝鮮人女性。
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しかし、1980年半ば頃から、この女性たちが主体として語ることができる言語空間が創られ、多様な人が関わるなかで、様々な運動が展開されています。
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近現代史を俯瞰しつつ、夜間中学運動の事例から、マイノリティ女性が社会の一員として力強く生きるとはどういうことかを考えます。
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問題提起:徐阿貴(ソ・アキ)さん 福岡女子大学国際文理学部国際教養学科准教授/研究分野は東アジアにおける国際移動のジェンダー分析、在日朝鮮人、在韓結婚移民
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著書:『在日朝鮮人女性による「下位の対抗的な公共圏」の形成―大阪の夜間中学を 核とした運動』(御茶の水書房)など。
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日時:11月20日(土)開場13:30開演14:00~16:30
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主催:ふくおか自由学校(080-6406-9251)
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いずれの場合も、住所、氏名、電話番号、希望の講座が分かるようにしてください。
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- 定員になり次第、締め切ることがあります。
- 参加費は開講日(開講日当日も可)までに納めてください。
- 郵便振替も利用できます。
〒815-0037福岡市岡市南区 高宮4-10-41
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郵便振替口座:01730-2-34534「PP21ふくおか自由学校」
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4)第4弾フェミニズムのためのベーシック講座「<身近な世界>のフィールドワーク」全5回
『排外主義と在日コリアン』を執筆するうえでのデータとなった、身近な世界におけるフィールドワークの事例から、排外主義やマイノリティをとりまく現代日本社会のアレコレを批判的に考えていくとともに、フィールドワークや聞き取り調査の意義と課題についての学びを深める。
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講師:川端浩平さん/1974年岡山県岡山市生まれ。専門は社会学、現在、津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科准教授
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著書『ジモトを歩く』(御茶の水書房)、編著『サイレント・マジョリティとは誰か』(ナカニシヤ出版)、Cultural and Social Division in Contemporary Japan (Routledge)
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- 第1回:11月22日(月) 19:00-21:00
- <身近な世界>を調べる、記述すること 事例:在日コリアン
- 第2回:11月29日(月) 19:00-21:00
- 失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(1)事例:防犯パトロールボランティア団体
- 第3回:12月6日(月) 19:00-21:00
- 失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(2)事例:ホームレスの人びと
- 第4回:12月13日(月) 19:00-21:00
- 追跡調査からフィールドを描きなおす 事例:在日コリアン
- 第5回:12月20日(月) 19:00-21:00
- フィールドワークとコラボレーション 事例:川崎の在日コリアン・ラッパーFUNI
※お申し込み時点で終わっている回は、アーカイブ(後から配信)でご覧いただけます。
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主催:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール
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2.ヘイト街宣・デモ警報
★★ カウンター行動(抗議行動)される際は十分お気をつけ下さい。 ★★
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★★ 経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。 ★★
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★★ 無告知のヘイト街宣が増えています。十分ご注意ください。 ★★
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1)日の丸街宣倶楽部 街宣
2)「朝鮮総連本部をさら地にする会」第77回月例活動
抗議街宣 14:00~15:00 朝鮮総連中央本部前
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見かけたら #ヘイトパトロール、#ヘイト行動情報 のタグを付けてツイートしてください。以下の情報があるとわかりやすいです。
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- 場所(駅・交差点名、目印の建物など)
- 人数がわかる全景写真
- 団体がわかる幟や弾幕の写真
- 弁士の顔写真
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3.新聞・雑誌記事・Webより
1)職場へのクレームと表現の自由
そして最後に、今回、私が提訴した人は、さまざまなSNSで長年、ヘイトスピーチを垂れ流し続けていたことをつけ加えておきたいと思います。
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2)川崎市審査会、FB投稿をヘイト認定 メタ社に削除要請へ
川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例に基づく市差別防止対策等審査会は29日、フェイスブックの投稿1件をヘイトスピーチと認定した。
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3)川崎市長選 現職の福田紀彦氏が3選 市政継続の訴え実る
福田氏は中学校給食の実施や、ヘイトスピーチに刑事罰を設けた差別禁止条例を制定した実績を背景に「誰もが安心して暮らせる持続可能なまちをつくる」と市政継続を訴えた。
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4)衆院選 選挙ヘイト対策急務 日本第一党「惨敗」も市民訴え
衆院選に候補者を立て、選挙演説でヘイトスピーチをまき散らしていた極右政治団体「日本第一党」が惨敗の結果に終わった。
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5)衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員まで
維新といえば、2019年の参院選で維新公認で立候補予定だった元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が被差別部落に対する差別発言をおこない公認停止となったが、差別発言を連発しながら当選した議員も数多くいる。
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6)街宣侮蔑問題 「子どもたちにも恐怖」 川崎市の人権尊重推進協 対応求める声相次ぐ
川崎市内の街宣で在日コリアンを侮蔑する発言があった問題で、市の差別禁止条例に基づく「人権尊重のまちづくり推進協議会」が二日夜開かれ、委員から「子どもたちにも恐怖を与える」として、市に対応を求める意見が相次いだ。
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7)イングランド選手に差別投稿、男に禁錮刑 サッカーEURO決勝
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)決勝のイタリア対イングランド戦でPKを外したイングランドの黒人選手3人に対し、フェイスブック(Facebook)で人種差別的な投稿をした男に、英ロンドンのウィルスデン治安判事裁判所(Willesden Magistrates Court)が3日、禁錮10週を言い渡した。
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8)バルドーさんに罰金260万円 島民を「野蛮人」と罵倒―仏海外県
フランスの往年の人気女優で動物愛護活動家のブリジット・バルドーさん(87)が4日、インド洋に位置する仏海外県レユニオンの島民を「野蛮人」と罵倒したコメントをめぐり、県都サンドニの裁判所から罰2万ユーロ(約260万円)の判決を受けた。
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9)日本は「人権なき移民国家」 指宿昭一弁護士 スリランカ女性死亡で遺族支援
日本人であっても外国人であっても、命を粗末にしたり、人権をないがしろにしたりしてはいけない。そういうことが平気で行われる国の国民は、自分たちが窮地に陥ったときに命や人権が守られないと思う。そういう意味で、これは私たちの問題でもある。
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4.編集後記
衆院選はまた与党の勝利で終わりました。残念です。しかし日本第一党全員落選。当然ながらよかったです。(お)
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DHC裁判の控訴審始まります。「ニュース女子#91」が配信停止にならなかったことを被告側は「勝訴」などとうそぶいていますが、その番組について謝罪文を配信せよという判決が下った意味を理解しているのでしょうか。この放送は不本意ながらまだ視聴できます。控訴審の勝訴を確信します。応援よろしくお願いします。(み)
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のりこえねっと通信269号 2021年11月10日発行
東京都中野区新井2-7-12 エントピア中野25号室
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