反レイシズム市民講座[基礎編]

はじめに:この講座の趣旨

※講座の内容が一部変更となりました。現在は下記の全12章です。


A.ヘイト・スピーチとは何か?(動機・行為・結果・責任)

⚫︎ はじめに:「ヘイトスピーチの基礎知識」概要

  1. どのように定義するか
  2. ヘイト動機とは
  3. ヘイト行為とは
  4. 差別・暴力・煽動
  5. 憎悪のピラミッド
  6. ヘイトの3類型
  7. ヘイト犯罪者・団体
  8. 構造的差別とヘイト
  9. 被害の性格と程度
  10. 心理学的被害
  11. メッセージ犯罪

B.歴史の中のヘイト・スピーチ(世界)

  1. ダーバン宣言
  2. アルメニア・ジェノサイド
  3. ユダヤ人迫害
  4. 黒人奴隷制・公民権運動・BLM
  5. アパルトヘイト
  6. 難民の時代
  7. 旧ユーゴ民族浄化
  8. ルワンダ・ジェノサイド
  9. アフガニスタンの悲劇
  10. ヘイトの現代史

C.歴史の中のヘイト・スピーチ(日本)

  1. 朝鮮植民地ジェノサイド
  2. 関東大震災ジェノサイド
  3. 文化ジェノサイド
  4. 戦後の主なヘイト事件
  5. アイヌ先住民族
  6. 琉球先住民族
  7. 被差別部落
  8. 障害者
  9. 性的マイノリティ
  10. 在日朝鮮人の形成
  11. 在日朝鮮人の処遇
  12. 朝鮮学校排除・差別

D.事件・裁判に見るヘイト(日本)

  1. ヘイト略年表
  2. 1987~89年のチマ・チョゴリ事件
  3. 1994年のチマ・チョゴリ事件(1)
  4. 1994年のチマ・チョゴリ事件(2)
  5. 1997年の人種差別撤廃委員会
  6. 1998年のチマ・チョゴリ事件
  7. 1998年の千葉朝鮮総連強盗殺人事件
  8. 石原都知事の「三国人」発言
  9. 2001年の人種差別撤廃委員会
  10. 2002~06年のチマ・チョゴリ事件
  11. 国立大学受験資格問題
  12. ディエン国連人種差別特別報告書

E.差別撤廃のために(人種差別撤廃条約を読む)

  1. 人権の国際化―人間の尊厳と反差別
  2. 世界人権宣言の精神
  3. 人種差別撤廃条約とは
  4. 差別の定義(条約第1条)
  5. 国家の義務(条約第2条)
  6. アパルトヘイト禁止(条約第3条)
  7. ヘイト・スピーチ規制(条約第4条)
  8. 保護される自由と権利(条約第5条)
  9. 被害者救済(条約第6条)
  10. 人種差別との闘い(条約第7条)
  11. 人種差別撤廃委員会
  12. 一般的勧告とは何か
  13. 一般的勧告35(人種主義ヘイト・スピーチと闘う1)
  14. 一般的勧告35(人種主義ヘイト・スピーチと闘う2)
  15. 一般的勧告36(人種プロファイルイング)

F.ヘイト・スピーチの国際常識

  1. 国際人権法の基礎知識
  2. ラバト行動計画(1)
  3. ラバト行動計画(2)
  4. ラバト行動計画(3)
  5. 表現の自由特別報告書
  6. ベイルート宣言
  7. 国連ヘイト・スピーチ戦略(1)
  8. 国連ヘイト・スピーチ戦略(2)
  9. 国連ヘイト・スピーチ戦略(3)
  10. 欧州(1)
  11. 欧州(2)
  12. 欧州(3)
  13. 欧州人権裁判所(1)
  14. 欧州人権裁判所(2)
  15. アジア(1)
  16. アジア(2)
  17. アフリカ(1)
  18. アフリカ(2)
  19. 米州(1)
  20. 米州(2)
  21. アメリカ合衆(1)
  22. アメリカ合衆(2)
  23. 国際常識のまとめ(3)

G.ヘイト・スピーチ撤廃のために(反差別の法と政策)

  1. ヘイト・スピーチ対処の法と政策
  2. 刑事規制
  3. 民事規制
  4. 行政規制(団体規制)
  5. 行政規制(公の施設利用)
  6. 教育
  7. 啓発
  8. 専門家・法執行官研修
  9. 対抗言論
  10. 総合的包括的政策

H.ヘイト・スピーチの憲法論

日本国憲法の基本精神(人間の尊厳)

  1. 民主主義とは何か
  2. 権利行使と責任
  3. 公共の福祉
  4. 表現の自由(歴史の教訓
  5. 表現の自由(思想の自由市場)
  6. 表現の自由(表現行為と表現内容)
  7. 表現行為による被害
  8. 表現の自由と責任
  9. 集会結社の自由

I.ヘイト・スピーチの犯罪化

  1. ヘイト・スピーチ解消法
  2. 川崎市ヘイト・スピーチ条例
  3. 世界の立法例
  4. ラバト行動計画
  5. 要素:動機
  6. 要素:実行犯
  7. 要素:実行行為
  8. 保護法益:結果と危険
  9. 被害の認定
  10. 刑罰

J.ヘイトスピーチと地方自治体

K.インターネットとヘイト・スピーチ

L.歴史否定犯罪(ホロコースト否定犯罪)

  1. 「アウシュヴィッツの嘘」犯罪
  2. 記憶と法をめぐって
  3. 真実への権利
  4. フランス
  5. スペイン
  6. スイス
  7. オーストリア
  8. ハンガリー
  9. バルト諸国
  10. 韓国の法案