はじめに:この講座の趣旨
※講座の内容が一部変更となりました。現在は下記の全12章です。
目次(全12章)
A.ヘイト・スピーチとは何か?(動機・行為・結果・責任)
B.歴史の中のヘイト・スピーチ(世界)
C.歴史の中のヘイト・スピーチ(日本)
- 朝鮮植民地ジェノサイド
- 関東大震災ジェノサイド
- 文化ジェノサイド
- 戦後の主なヘイト事件
- アイヌ先住民族
- 琉球先住民族
- 被差別部落
- 障害者
- 性的マイノリティ
- 在日朝鮮人の形成
- 在日朝鮮人の処遇
- 朝鮮学校排除・差別
D.事件・裁判に見るヘイト(日本)
- ヘイト略年表
- 1987~89年のチマ・チョゴリ事件
- 1994年のチマ・チョゴリ事件(1)
- 1994年のチマ・チョゴリ事件(2)
- 1997年の人種差別撤廃委員会
- 1998年のチマ・チョゴリ事件
- 1998年の千葉朝鮮総連強盗殺人事件
- 石原都知事の「三国人」発言
- 2001年の人種差別撤廃委員会
- 2002~06年のチマ・チョゴリ事件
- 国立大学受験資格問題
- ディエン国連人種差別特別報告書
E.差別撤廃のために(人種差別撤廃条約を読む)
- 人権の国際化―人間の尊厳と反差別
- 世界人権宣言の精神
- 人種差別撤廃条約とは
- 差別の定義(条約第1条)
- 国家の義務(条約第2条)
- アパルトヘイト禁止(条約第3条)
- ヘイト・スピーチ規制(条約第4条)
- 保護される自由と権利(条約第5条)
- 被害者救済(条約第6条)
- 人種差別との闘い(条約第7条)
- 人種差別撤廃委員会
- 一般的勧告とは何か
- 一般的勧告35(人種主義ヘイト・スピーチと闘う1)
- 一般的勧告35(人種主義ヘイト・スピーチと闘う2)
- 一般的勧告36(人種プロファイルイング)
F.ヘイト・スピーチの国際常識
- 国際人権法の基礎知識
- ラバト行動計画(1)
- ラバト行動計画(2)
- ラバト行動計画(3)
- 表現の自由特別報告書
- ベイルート宣言
- 国連ヘイト・スピーチ戦略(1)
- 国連ヘイト・スピーチ戦略(2)
- 国連ヘイト・スピーチ戦略(3)
- 欧州(1)
- 欧州(2)
- 欧州(3)
- 欧州人権裁判所(1)
- 欧州人権裁判所(2)
- アジア(1)
- アジア(2)
- アフリカ(1)
- アフリカ(2)
- 米州(1)
- 米州(2)
- アメリカ合衆(1)
- アメリカ合衆(2)
- 国際常識のまとめ(3)
G.ヘイト・スピーチ撤廃のために(反差別の法と政策)
- ヘイト・スピーチ対処の法と政策
- 刑事規制
- 民事規制
- 行政規制(団体規制)
- 行政規制(公の施設利用)
- 教育
- 啓発
- 専門家・法執行官研修
- 対抗言論
- 総合的包括的政策
H.ヘイト・スピーチの憲法論
日本国憲法の基本精神(人間の尊厳)
- 民主主義とは何か
- 権利行使と責任
- 公共の福祉
- 表現の自由(歴史の教訓
- 表現の自由(思想の自由市場)
- 表現の自由(表現行為と表現内容)
- 表現行為による被害
- 表現の自由と責任
- 集会結社の自由
I.ヘイト・スピーチの犯罪化
- ヘイト・スピーチ解消法
- 川崎市ヘイト・スピーチ条例
- 世界の立法例
- ラバト行動計画
- 要素:動機
- 要素:実行犯
- 要素:実行行為
- 保護法益:結果と危険
- 被害の認定
- 刑罰
J.ヘイトスピーチと地方自治体
K.インターネットとヘイト・スピーチ
L.歴史否定犯罪(ホロコースト否定犯罪)
- 「アウシュヴィッツの嘘」犯罪
- 記憶と法をめぐって
- 真実への権利
- フランス
- スペイン
- スイス
- オーストリア
- ハンガリー
- バルト諸国
- 韓国の法案