のりこえねっとよる「高江市民特派員」企画は、2016年9月9日に連合会館で行われた緊急イベント「ないちゃー大作戦!全員集合!!」において発表し、募集を開始しました。
なお、「高江市民特派員」企画は2016年11月末をもって募集を締め切り、2016年12月の特派員派遣をもって企画を終了しています。
緊急イベント「ないちゃー大作戦!全員集合!!」の内容は下記にてご覧いただけます。
また2016年9月13日発行のメールマガジン「のりこえねっと通信0143号」において、以下の案内を発信しています。
沖縄のやんばるの森の中、希少生物のヤンバルクイナなどの生息地の密林を伐採して、米軍輸送機オスプレイの離発着訓練をするための着陸帯、6カ所のオスプレイパッドの建設(既に2カ所に建設)が進められています。
沖縄県内では、沖縄本島の6割の水がめでもあるこの地域に新しい基地を作ることは、「基地の縮小」「基地の返還」という表向きの言葉とは裏腹に、辺野古への新基地建設同様、基地機能の強化であり、オスプレイの騒音や低周波音の被害で高江地区の住民たちの静かな暮らしが奪われているとして、既に反対の意見書を7月21日に採択しました。
また、高江に新しいオスプレイパッドを建設させないために、沖縄県内から、また全国から多くの市民が駆けつけていますが、その人たちの多くが、東京・千葉・神奈川・愛知・大阪・福岡から動員された機動隊員により力づくで排除されています。
オスプレイパッド建設に反対する住民に対しては、全く現場に行ったことのない子どもさえ被告にして国が住民を訴えるというスラップ訴訟さえ起こしています。
そこのけそこのけ、米軍基地建設のためには住民の平和的生存権など踏み潰しても構わないという日本政府の牙は、平和と民主主義を求める私たち自身に向けられています。
高江での「勝つまで諦めない」不屈の非暴力抵抗運動に対して国の仕打ちを目の当りにした人たちは、この国が、私たちの社会がこれから向かう先をリアルにイメージすることでしょう。
今、高江で起きていることは緊急事態条項や戒厳令を想起させますが、あらゆる市民の身体と心の自由を奪うものです。
その実態を体感し、日本中に発信してくれる私たちの市民特派員を以下のような条件で募集します。
- 往復の飛行機代相当の5万円を支給します。
- 高江到着後、Twitter、FacebookなどのSNS、またはツイキャスでの発信をお願いします。
- 1,000字程度の報告をお願いします。報告はTwitter、Facebook などに掲載させて頂きます。
沖縄の熱く、激しく、豊かな運動に触れたいという皆さん、ぜひご応募下さい。ご応募の方は、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- SNSアカウント
- 活動予定日
を、のりこえねっとのWebページのお問い合わせ→お問い合わせフォーム、または FAX:03-5155-0383 までお送りください。
なお、特派員派遣はなにより皆様のカンパによって可能となります。「自分はのりこえねっと高江特派員にはなれないけれど、高江で起きている事に対して何か行動をしたい!」という方は、ぜひカンパのご協力をお願いいたします。
通信欄に「高江 市民特派員カンパ」と明記いただき、
- 郵便振込口座:0120-6-600701
- 加入者名:のりこえねっと
までお振込をお願いいたします。